(VOVWORLD) -16日、ハノイで、第15期国会常務委員会は、商工大臣と資源環境大臣に対する質疑応答を、対面とオンラインの両形式で行いました。
質疑応答の内容は、有権者の関心事でもある商工と資源環境の分野に集中しています。この質疑応答は、国会と国会の各機関の監視活動が常時行われ、国民の生活面での課題が反映されると共に、有権者の要求や希望に応えるとしています。
商工と資源環境の分野は、社会経済開発や、企業の経営活動、国民の生活などへの影響も大きい上に、広範囲にわたっています。現在、有権者を始めとする国民、および国会議員などは、ガソリン、石油の供給源の確保に向けた商工省と政府の方策や、土地オークション、土地の売買と譲渡に関する契約履行などの問題に注力しています。
ブオン・ディン・フエ国会議長によりますと、商工、資源環境の分野は、商工省と資源環境省だけの責任ではなく、他の省庁、部門、政府にも責任があるとしています。 今回の国会常務委員会での質疑応答の内容は、国会代表団、有権者の意見や提案などをまとめたものです。
チャン・ホン・ハー資源環境大臣(写真提供: baochinhphu.vn) |
質疑応答が効果的に行われることは、国家管理能力の向上につながり、商工、資源環境分野の問題点を解決するだけでなく、これらの分野への改善が期待されています。
そのほか、国会常務委員会での質疑応答は、国会と政府間の連携を示し、国会と政府が、実践上で発生する差し迫った問題の解決策を迅速に提案することに役立つとしています。
質疑応答は国会の監視活動の一つであり、効果的に行われることによって、国会の指導と運営活動に前向きな変化をもたらし、社会経済発展の促進に貢献します。