東アジア3カ国の関係


東アジア3カ国の関係 - ảnh 1
(写真:TTXVN)

日本の超党派でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の衆参両院の国会議員85人が、18日、秋の例大祭が行われている靖国神社に参拝しました。これを受け、中国と韓国は強い反発を表明しました。

歴史的不一致

日本の安倍首相が17日、靖国神社の秋の例大祭に合わせて「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納したほか、18日、衆参両院の国会議員85人が靖国神社に参拝したことについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は記者会見で、「日本の政府と国会の政治指導者たちが、過去の日本の侵略戦争を美化する靖国神社に再び供え物を奉納し、参拝を繰り返したことに、深い憂慮と失望を禁じえない」と批判しました。そのうえで、「日本の政治家が正しい歴史認識を土台にして、過去の歴史に対する謙虚な省察と誠実な反省を行動で示すことで、周辺国と国際社会の信頼を得て未来に向かうよう求める」としています。

一方、中国外務省の華春瑩報道官は、18日の定例の記者会見で「われわれは、日本の政治に関わる人物が正しい歴史観を持って、アジアの隣国との和解の実現や信頼増進に役立つことを多く行うよう望む」と述べ、批判しました。

戦略的地理的に関する競争

東アジアにおけるこの3カ国の関係が緊張するのは今回が初めてではありません。靖国神社への参拝の他、この3カ国の関係は領土紛争に関して、多くの不意一点が残されています。中国と日本が尖閣諸島(中国名:魚釣島)の領有権、そして、韓国と日本は竹島 (韓国名:独島)の領有権の争いが続いています。その他、韓国と中国との関係はアメリカが朝鮮民主主義人民共和国のミサイルに対応するため、朝鮮半島に高高度ミサイル防衛システム「THAAD(サード)」を配備する決断は韓国と中国と関係に悪影響を与えました。

協力の動きは主たるものである

東アジアにある日本、中国、韓国の関係にはいくつかの問題点が残されていますが、協力は主たる動きと言えます。この3カ国は緊密な経済関係を結んでいます。この3カ国はいずれも、経済関係がもたらす利益を十分に理解しているからです。不一致を解決し、協力を促進するのは東アジアの安定と繁栄に重要な意義を持っています。そのため、現在、この3カ国の関係に残されている緊張は一時的なものに過ぎないと言えることでしょう。

ご感想

他の情報