(VOVWORLD) -この数日、国内各地で、9月2日の独立記念日74周年を祝う様々な活動が活発に行なわれています。
8月30日から9月3日にかけて、首都ハノイ市内のベトナム芸術文化展示センターで「ホーチミン主席の遺言実施50周年」と題する展示会が行われています。展示会には3つの展示コーナーがあり、中で、「ホーチミン主席の遺言、道を照らす光」と銘打った共通の展示コーナーと、国内各地の他の展示コーナーが含まれるとしています。開催期間中、ホーチミン主席をテーマにした交流会や芸術披露会などの様々な活動が盛んに行なわれる予定です。
また、8月30日から9月6日にかけてハノイ市内のベトナム美術博物館では、「ホーチミン主席を思う」と題する特別な展示会が開催されています。展示会で、絵画やグラフィック、彫刻、ポスターなどに関する50点の複数の芸術作品が紹介されるとしています。
ハノイ市内のホーチミン記念館では「ホーチミン、その人生と革命事業」と題する展示会が行なわれています。展示会で、ベトナムをはじめ、ロシア、フランス、アメリカなど世界各国の文化保管機関により保管されている100点以上の資料が紹介されています。ホーチミン記念館のグエン・バン・コン責任者は、次のように語りました。
(テープ)
「この展示会が開催されるのは、ホーチミン主席の大きな功労に対する感謝の気持ちを表わすためです。ホーチミン主席の革命事業は、世界の多くの国々で行われたので、関連の資料や現物、ドキュメンタリなどは、世界の国々で保存されていると思っています。そのため、今回の展示会はホーチミン主席の遺産を研究し理解することを目指して切実かつ有意義なものだと評されています。これらを通じて、ホーチミン主席の偉大な価値を顕彰することに寄与します。」
また、ハノイ市郊外ソンティ町ドンモー地区にあるテーマパーク「ベトナム民族文化観光村」で、「独立記念日」と題する祭りが行われています。祭りに国内各地の15の少数民族が参加しています。特に、祭りでは、「岩石高原に戻る」をテーマにした山岳地帯の市場が再現され、これを通じて北部ハザン省に住んでいる各少数民族の独特な色彩を示しています。
一方、南部ホーチミン市で、9月2日の独立記念日にあたり、花火が打ち上げられる予定です。これを機に、ホーチミン市の劇場は、「秋のメロディ2019」と題する特別な芸術披露会を行なうとしています。この披露会には、多くの有名なアーチストらが出演することになっています。