(写真:TTXVN)
22日、グェン・フー・チョン共産党書記長はベトナム共産党第12回大会の決議の学習、貫徹、宣伝、実施に関する指示を発表しました。これは国の建設防衛事業を促進するため、党内の認識や意思の統一、及び、全国人民のコンセンサスの達成にとって、重要な政治的活動です。
今年1月20日から28日にかけてハノイで開催された第12回党大会で採択された決議はベトナム共産党のドイモイ(刷新)事業を引き続き強調、完備してゆくするものです。
認識に関する統一
ベトナム共産党政治局は第12回党大会の決議の学習、貫徹、宣伝、実施は2016年における重要な任務の一つとして位置づけました。これはそれぞれの幹部や党員が第12回党大会の決議を正しく実施することが狙いです。
第12回党大会の決議の学習、貫徹、宣伝、実施が幅広く、かつ、厳格に実施され、幹部や党員をはじめ、人民各層の認識の向上に寄与した上で、党の正しい路線や観点を保護し、敵対勢力の歪曲論調と効果的に戦うためのものです。
第12回党大会の決議の学習、貫徹、宣伝、実施を効果的に展開されるように、それぞれの党委員会は決議の要旨を深く理解するのは重要な意義を持っています。
また、第12回党大会の決議の学習、貫徹、宣伝、実施は党建設に関する第11期党中央委員会第4回総会の決議の実施やホーチミン主席の道徳を見習う運動の強化に関する政治局の指示3号の実施を両立して推進する必要があります。北部ホアビン省党委員会のブイ・バン・ティン( Bui Van Tinh) 委員長は次のように語りました。
(テープ)
「第12回党大会の決議とホアビン省の党総会の決議の実施のため、具体的な行動計画を作成します。その中で、党建設と経済社会発展が重要視されます」
行動におけるコンセンサス
各地方の党委員会は党大会の決議を正しく理解したうえで、実現に向けて具体的な計画を立てています。当面、人民の生活にとって差し迫った問題を集中的に解決します。北部山岳地帯にあるバクカン省党委員会のグェン・バン・ズ( Nguyen Van Du) 委員長は次のように語りました。
(テープ)
「我々はバクカン省の住民に第12回党大会決議の精神を十分に伝えた上で、それを実現するための行動計画を作成します。そして、第12回党大会の精神を基礎に、バクカン省党委員会の行動計画を改正します。」
一方、中部ハティン省党委員会のレ・ディン・ソン( Le Dinh Son) 委員長は「ハティン省は今年始めから、第12回党大会の決議の実施に全力を尽くしている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「第12回党大会の決議は2020年をめどに、ベトナムを近代的な工業国に発展させるための決意を示しています。私たちはこの任務を遂行するため全力を尽くします」
第12回党大会の決議の実施は清廉で強靭な共産党作りと豊かな国民、強固な国、民主主義的、かつ、公平な社会作りにとって前提的な条件となることでしょう。