第13回党大会への重要な方向

(VOVWORLD) -先ごろ開催されたベトナム共産党中央委員会第10回総会は、第13回党大会に提出される各文書草案の作成に向けた方向を定めました。

党員や、幹部、国民はこれらの方向が、国の戦略的な地位の向上に繋がると高く評価しました。

次の段階への環境づくり

政治理論誌「タプチ・コンサン(共産雑誌)」のニ・レー副編集長は「第13回党大会は、21世紀前半の戦略的なビジョン、及び、2045年までのビジョンを持つ重要な大会である。そこで、同大会は全党、全国民の知恵、時代の精神を持つ重要な政治的文書を引き出す必要がある。」との見解を明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「第13回党大会に提出する為の各文書を準備する必要があります。第10回党中央総会は、これらの文書に意見集約を行いました。これらの文書は、2021年~2026年のビジョンに向けて、思考や、内容、その実施可能要件などが盛り込まれています。」

そこで、幹部、党員、国民は第10回党中央総会が極めて重要なものであると評価しました。

第3軍団の元司令官であるクァット・ズイ・ティエン中将は次のように語りました。

(テープ)

「党書記長・国家主席の発言に賛成し、第13回党大会に期待をかけています。第10回党中央委員会総会の決議を精力的に実施すれば、国がさらに発展するでしょう。これにより、党に対する国民の信頼が強化され、党の威信が向上すると思います。」

戦略的な方向を見出す

幹部、党員、及び国民は第13回党大会に提出される各文書は、強固で清潔な党建設や、党の指導能力と戦闘力、及び、国家機関と政治システムの活動の効果向上、民族大団結の発揮などの精神を表す必要があると提案しました。

ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のド・ズイ・トウオン委員は次のように述べています。

(テープ)

「第13回党大会に提出される各文書草案は、引き続き直接民主主義、代表民主主義の体制化を強調しました。このことは、民族大団結と、国民の主人公としての権利を発揮することが狙いです。」

党中央委員会第10回総会の閉会演説の中で、グエン・フ・チョン党書記長・国家主席は「それぞれの党員は、如何なる職務を就いても、その任務を立派に果たさなければならない。重要でかつ難しく複雑な任務、また、汚職・腐敗防止対策を断固として最後まで実現しなければならない」と指導しました。これについて、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグエン・トウック委員は次のように語りました。

(テープ)

「党中央委員会第10回総会は、現在の差し迫った状態を打開しました。党の戦闘力、中でも、党員の道徳的資質を向上しない場合、党の指導への国民の信頼は得にくいでしょう。」

党員、幹部、国民は、「党中央委員会第10回総会が提示した方向は第13回党大会の成功に貢献する重要な前提である」と確信しています。

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