第1回ホーチミン市国際映画祭2024

(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、6日夜、ホーチミン市で、第1回ホーチミン市国際映画祭2024の開幕式が行われました。

13日まで開催される今回の映画祭には、国内外から多くの映画製作者や監督、俳優・女優、評論家、愛好家らが参加し、欧米やアジア、ベトナムの映画分野の第一線で活躍している専門家で構成された審査員が含まれています。

今回、92本の映画は、「東南アジア映画」、「デビュー・2作品目の映画」、「短編映画」という3つの部門で競われています。その中には、日本映画「パーフェクト・デイズ」や、ポルトガル映画「秋」、ベトナム映画「ブリリアント・ナイト」など一般によく知られた作品もあります。

また、フランスの女性監督アンヌ・フォンテーヌによるクラシック音楽をテーマにした映画「ボレロ」がオープニング作品として選ばれました。この作品は、ホーチミン市との特別な関係を持つ国の映画産業を顕彰する「シネマ・クロスロード」部門でフランスを代表する作品として選出されたものです。

ファン・ザー・ニャット・リン監督は次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミン市で初の国際映画祭の開催は、ベトナム映画の発展に寄与します。また、ベトナム映画が世界に紹介される機会となり、国際的な映画製作者が現代のベトナム映画について学ぶことができます」

開催期間中、映画セミナーや映画業界の展示会も行われています。ホーチミン市映画協会のズオン・カム・トゥイ会長は次のように述べています。

(テープ)

「鑑賞者は他国の典型的な映画作品を楽しむことができます。映画祭の傍ら、映画セミナーや映画製作者同士の交流も行われます」

ホーチミン市で開催される国際映画祭は、ベトナム映画を世界友人に紹介する特別な機会であり、映画製作者や映画愛好家が国際映画業界の著名人と交流するチャンスを提供するとされています。

ご感想

他の情報