(VOVWORLD) -昨年、ベトナムにおける外資系企業による投資活動の維持と拡大にを目指して、経済外交を断固として展開されてきました。
2021年の経済外交活動は多くの重要な成果を収めており、新型コロナウイルス予防対策と社会経済の回復・発展に効果的に貢献してきました。経済外交は2022年にも、これらの成果を活用して、主体的かつ効果的に対応しています。
経済外交を足並み揃えて展開する
ソン外相(Tuấn Anh撮影) |
昨年、ベトナムにおける外資系企業による投資活動の維持と拡大を目指して、経済外交が断固として展開されてきました。これについて、ブイ・タン・ソン外相は次のように明らかにしました。
(テープ)
「経済外交は、効果的に展開されました。新型コロナウイルスの影響を受けたにもかかわらず、経済分野においてベトナムと相手国との協力は、依然として維持、拡大されています。2021年、ベトナムの輸出総額は、6600億ドルを超え、記録を更新しました。ベトナムは、新型コロナウイルス予防対策に医療外交、ワクチン外交を主体的に促すと共に、国際的支援を効果的に活用してきました。」
特筆すべきことは、疫病の抑制に向けたワクチン外交、政府と各省庁、部門、地方への補助作業は断固として創造的に展開しました。ベトナムは4ヶ月だけで、地域内でワクチンの接種率が最低水準になった国から世界で接種率が最も高い6カ国の一つとなっています。
経済外交は社会経済の回復と発展に奉仕する方針
2022年、各国が経済回復し、観光活動を促している背景の中で、デジタル転換や、グローバルサプライチェーンの再構築などは、各地方や企業に複数の新しいチャンスをもたらします。経済外交の2022年の最優先課題は、社会経済の回復と発展に奉仕するということです。これに基づき、経済外交は、社会経済の回復と発展に大きく貢献することや、成長モデルの刷新、グリーン成長、デジタル転換を促進すること、国内企業の外国市場への進出を補助することになります。
第4次産業革命は全ての国、政府、企業、国民に多くのチャンスをもたらしています。国外駐在ベトナム代表機関は、これらのチャンスを手に入れるように取り組んでいます。
在アメリカベトナム大使館のハ・キム・ゴック大使は、母国への投資を呼びかけるためには、国外在住ベトナム人知識人を活用する必要があるとの見解を述べています。
(テープ)
「私たちは、ハイテクやイノベーションなどに集中的に投資しなければなりません。そうすることで、国外在留ベトナム人知識人の長所を活し、魅力的な投資環境を構築することができます。そこで、各地方は、人材の誘致を奨励するためには、有利な環境づくり、インフラ整備、優遇政策を実現する必要があると思います。」
この間、経済外交は、力強く展開され、国の発展事業に積極的に貢献してきたと言えるでしょう。外交部門は、経済外交を新たな段階へと発展させるための強固な土台を築きました。
グエン・フ・チョン党書記長は、「経済外交の効果を向上させ、ベトナムとパートナーとの関係を安定的かつ効果的に深化させてゆく」と指導しました。こうした指導の下で、経済外交は、日増しに国の発展事業にさらに大きく貢献してゆくことでしょう。