(VOVWORLD) -10日、ハノイで行われた第13期党中央委員会第5回総会の閉会演説で、グエン・フー・チョン党書記長は、本総会が土地の管理と使用、農業・農民・農村、協同生産組合開発、党組織の建設・党員の育成、および、省レベルの汚職防止対策指導委員会の設立などに関する重要な結果を取り上げました。
閉会式の様子(TTXVN撮影) |
土地の管理と使用の問題について、本総会では、2013年の土地法と関係法の改正・補足案を詳細に分析しました。党中央委員会は、「土地の管理と使用の効果向上に関する体制、政策の刷新と完備を継続し、ベトナムが高所得の先進国になるための原動力を生み出す」という新しい決議を発出することで一致しました。
一方、農業・農民・農村に関する第10期党中央委員会第7回総会決議が15年間にわたって実施されたことは、農業の再構築、新農村建設、農業・農村の工業化、近代化の加速、人民生活の改善、社会経済開発の促進などに多大な成果を収めました。従って、党と国家に対する人民の信頼は日々高まっています。
協同生産組合開発について、本総会では、農民をはじめとする農村部の住民の生活改善は全党、全国民、全政治システムの責任であるとし、今後、この決議と社会主義を志向する市場経済体制と国際統合に適した協同生産組合の経済活動の開発に関する第13回党大会、および本総会の決議を精力的に実施するよう求めました。また、協同生産組合の開発と効果向上を政治システム全体の任務としてみなす必要があるとしています。
他方、党組織の建設と党員の育成について、本総会は、党組織の指導能力と戦闘力を高め、幹部、党員の質の向上を図るとともに、清廉で強靭な党建設と政治システムづくりに貢献していくことで合意しました。清廉で強靭な党建設、党員の質の向上は、各レベルの党委員会、各党員にとって重要でかつ当然の任務であり、責任でもあり、党に対する人民の信頼向上、祖国の建設防衛事業の成功に繋がるからです。
なお、第13期党中央委員会第5回総会は、省レベルの汚職防止対策指導委員会の設立計画案について討議し、一致しました。