日越外交関係樹立50周年記念フィナーレコンサート まもなくハノイで開催

(VOVWORLD) - このプロジェクトは、日越両国の協力で、若者たちが「音楽」の力で未来を創り出す姿を表現し、世界に友愛と平和のメッセージを届けることを目指しています。

12月22日、ハノイ市バーディン区にある世界遺産タンロン古城で、「協奏・『第九』の響きを世界へ未来へ」をテーマとする日越外交関係樹立50周年記念フィナーレコンサートが開催される予定です。これは、JCCI=ベトナム日本商工会議所や、在ベトナム日本大使館、日越外交関係樹立50周年日本側実行委員会の共催によるものです。

日越外交関係樹立50周年を記念して、今年中、ハイレベル経済セミナーや、落語、将棋・棋聖戦、狂言、ジャパン・フェスティバルなどさまざまなカテゴリーで交流・友好促進企画が展開されてきました。そのハイライトとして、9月には50周年記念式典と大作オペラ「アニオー姫」の世界初演が実施されました。

そして、この年末に迎えるフィナーレコンサートでは、ベトナム各地に広がる美しいオペラハウスが舞台となり、ベートーベンの第九交響曲合唱が演奏されます。クラシック音楽は両国の愛好者によって共有され、第九交響曲はその普遍的なテーマである世界平和や人類愛を歌い上げ、日越の文化を通じて特別なつながりを築いています。このプロジェクトは、日越両国の協力で、若者たちが「音楽」の力で未来を創り出す姿を表現し、世界に友愛と平和のメッセージを届けることを目指しています。

コンサートの中で、第1部では作曲家チャン・マイン・フンの「THIEN THANH」を、ファン・ドー・フック氏の指揮でベトナムユースオーケストラが演奏し、第2部ではベートーベンの「交響曲第9番ニ短調作品125」の合唱付きを、本名徹次氏の指揮でベトナム交響楽団が披露する予定です。

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