(VOVWORLD) -2023年初頭の6ヶ月間、国家デジタルトランスフォーメーション(DX)および、2022年~2025年期における国家デジタルトランスフォーメーションのための人口、識別、電子認証データのアプリケーション開発と2030年までのビジョンに関する草案第6号は体制完備や、インターネットインフラ整備、国家データベースづくり、国の発展事業に一歩ずつ貢献しています。
会議で発言に立ったチン首相(VGP/Nhật Bắc) |
このほどハノイでは、DXデジタルトランスフォーメーション国家委員会の委員長を務めるファム・ミン・チン首相の主宰の下、国のDX事業のこの6か月間の展開状況を総括する全国会議がオンライン形式で行われました。
会議で発言に立ったチン首相は、DX事業は党と国家の政治的任務であり、国の発展事業の原動力とリソースでもあると述べ、DX事業においてさらに突破口を開く必要があり、その中で4つの任務を優先課題にしなければならないとしています。具体的には、4つの優先課題とは十分なデータベースの開発・完備や、オンライン公共サービスの開発、国家のデータベース・プラットフォームの開発、ネットワークセキュリティ・情報処理の安全確保です。
また、チン首相は、「デジタル国民エコシステムを国のDXの重要な基盤として、デジタル経済を国の経済発展の重要な原動力として、デジタル社会をベトナムの社会のプラットフォームの1つとして、デジタル文化をベトナム文化の重要な基盤の1つとして構築する方針である」と明らかにしました。従って、DXは国家、国民、そして企業との間の利益を確保するほか、各省庁部門・地方において実質的かつ効果的に展開・発揮されなければならないとしています。
また、チン首相によりますと、今から、中核的な任務の実施に注力する必要があります。その中で、第1は、国家デジタルトランスフォーメーションと草案第6号の実施に力強く突破口を開くこと、第2は国家デジタルトランスフォーメーションに関する体制やメカニズムの完備をはじめ草案第6号の作成に集中すること、第3は、オンライン公共サービスの開発における効果向上を継続すること、第4は、国家デジタルトランスフォーメーションのための人口、識別、電子認証のデータのアプリケーションの開発を促進させること、第5は各省庁部門との連携とデータの共有をさらに強化することなどが含まれるとしています。