チュオンサ群島 国会選挙を前倒しで行う

(VOVWORLD) -   この間、国内各地で第15期国会選挙と2021年~2026年期の各レベルの人民評議会選挙の準備作業が精力的に進められています。

祖国の海上領有権の確保で重要な地位にあるチュオンサ群島や海軍第2軍管区にあるDK1リグでこれらの選挙は意義を増しているといえます。

ベトナム南方の大陸棚に位置するDK1リグに駐屯している兵士らは祖国の領有権の確保に当たりながら、国会選挙と各レベルの人民評議会選挙の準備を積極的に行っています。南中部沿岸地方カインホア省チュオンサ群島と、DK1リグで海軍部隊と地方行政当局は法律に則って、選挙を行うよう、周到な準備に尽力しています。海軍副司令官のホアン・ホン・ハ准提督は「チュオンサ群島には島嶼が遠く離れていることから選挙を前倒しで行うため、準備作業を慎重に検討したうえで、公民権と安全性を確保し、節約を実行する必要があると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「島々やDK1リグはおよそ20万平方キロメートルに点在しています。ですから、協商会議の開催から投票箱の送致、投票用紙の回収などは時間や力がかかりますよ。海軍は規定に従って4つの選挙小委員会と6つのグループを設立し、第15期国会選挙と2021年~2026年期の各レベルの人民評議会選挙を首尾よく準備・開催することが狙いです。」

現時点で、チュオンサ群島とDK1リグの選挙準備作業はほぼ完了しました。島嶼に駐屯している兵士や有権者全員が公民としての権利を行使し、選挙に参加できるよう、投票日に、船舶はそれぞれの島に投票箱を送致するということです。チュオンサ町人民評議会のディン・バン・クオン議長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「投票所で私たちは有権者カードを用意しました。また、漁獲をするため、沖合に出て、投票日に陸に戻られない漁民のため、代替投票者カードも準備しました。これにより、漁民の選挙権の確保が図られるでしょう。」

チュオンサ群島で投票を初めて行う漁民や幹部、兵士が多くいます。チュオンサロン島に駐屯している兵士リュオン・タイン・ザンさんやチュオンサ町の有権者チャン・ティ・キム・リエンさんは次のように話しました。

(テープ)

「国会と各レベルの人民評議会に道徳と才能を兼ね備えた人物を投票するため、候補者の履歴書をよく見極めます。」

「国会と各レベルの人民評議会は国境地帯や離島の経済社会発展、住民の生活水準の改善にさらなる関心を寄せるよう望んでいます。」

国家選挙委員会の許可を受け、来る16日、チュオンサ群島の島々にある20か所の投票所で事前投票が行われることになります。

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