全国各地で テト明けの春祭りが盛ん

(VOVWORLD) -新春に入り、ベトナム全国各地で様々な祭りが行なわれています。これらの祭りは、ベトナムのよき伝統の保存・発展に加えてその伝統文化の価値の紹介・PRに寄与しています。
全国各地で テト明けの春祭りが盛ん - ảnh 1フゥオン寺祭り

旧暦1月6日にあたる2月15日、ハノイのミードゥク県、フゥオンソン村で、フゥオン寺祭り2024が開幕しました。この祭りは仏教の最大規模の行事で、旧暦3月23日まで開催され、数百万人の参拝客を誘致しています。

今年のフゥオン寺祭りは、従来の文化的価値および、『フゥオン寺の景勝地』国の特別な遺跡地区の価値を引き続き発揮します。

これに先立つ旧暦1月5日にあたる14日、ハノイ市内のドンダ公園で、中国清朝の侵略軍を敗北させたゴックホイ・ドンダ勝利235周年を記念する式典が行われました。14日から16日にかけて行なわれたゴックホイ・ドンダ勝利記念式典は、ベトナム民族をゴックホイ・ドンダ勝利に導いたクアンチュン王、及び、当時の将軍と兵士の大きな戦功と犠牲を振り返るとともに、1789年のゴックホイ・ドンダ勝利は、ベトナム歴史において重要な節目の一つであるとしています。ハノイ市内のドンダ区に住んでいる来場者グエン・バン・カインさんは、次のように語りました。

(テープ)

「ゴックホイ・ドンダ勝利記念式典を通じて、今日のベトナムの人々に先人の勇敢な精神と国の建設、防衛の歴史、文化を理解できるようになりました。そして、活気ある雰囲気賑わいます。とても好きですよ」

旧暦1月5日、ハノイ市ドン・アイン(DongAnh)県にあるベトナムの建国事業に多大に貢献したアン・ズオン・ブオン王を偲ぶコーロア遺跡地区の祭りも開会し、数万人が参加しました。14日から15日にかけて行なわれたこの祭りには、様々な活動があり、レスリング、クロスボウ射撃、バレーボール、人間将棋、水上人形劇のほか、歌舞公演、民間遊戯なども披露されました。

2月15日から19日にかけてハノイ郊外にあるメーリン県のハイバーチュン神社で、ベトナムの防衛事業に多大な貢献をした2人の女性英雄チュン姉妹、いわゆるハイバーチュンの蜂起1977周年とハイバーチュン祭りの開幕式が行なわれました。式典では、新しい方法で歴史的な物語を再現するため、3D マッピングやマトリックスLED技術などの近代的なテクノロジーを活用したアート・パフォーマンスが披露されました。

先週、伝統的な旧正月テト明けに全国各地で多くの春祭りが行われました。その中には、中部ゲアン省ナムダン県にあるマイハクデー王を偲ぶ寺院の祭りや、東南部にあるテイニン省で開催される最も大規模な祭りとされているバーデン山祭りなどが催されました。

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