(VOVWORLD) -26日夜、中部クアンナム省にあるホイアン旧市街で、「グリーン観光の目的地」をテーマとしたクアンナム・国家観光年2022が開幕します。
このイベントは3月24日のクアンナム省解放47周年を記念する活動であり、クアンナム省が新型コロナの被害を乗り越え、観光を回復するチャンスとなります。
「グリーン観光の目的地」をテーマとしたクアンナム・国家観光年2022がホイアン旧市街で開幕したことは、グリーン観光がホイアン旧市街を始め、ベトナム観光のトレンドになることの表われと言えます。
ホイアン旧市街はゴミ分別と「プラスチック袋にノーを言おう」という運動を試験的に実施しているベトナム初の都市で、クアンナム省にあるクーラオチャム生物保護区とホイアン旧市街はごみのない観光地として知られています。ホアホン観光サービス有限会社のフアム・ブー・ズン会長は「ホイアン旧市街の企業は、世界文化遺産であるホイアン旧市街が親しみやすい観光地になるよう全力を尽くしていると明らかにし、次のように語りました。
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「観光開発は環境汚染の原因の一つになりやすく、ホイアン旧市街はこれまでの観光商品を再調査して、環境に優しい観光商品を研究、開発しています」
現在、ホイアン旧市街で事業を行っている旅行会社60社以上が「プラスチックゴミにノーを言おう」という運動に参加しており、2025年をめどに、多くの企業がグリーン観光の証明書の取得に取り組んでいます。これはホイアン旧市街が「グリーン観光目的地」として認定される重要な基盤となります。クアンナム省文化スポーツ観光局のグエン・タイン・ホン局長は次のように語りました。
(テープ)
「クアンナム省は様々な観光商品を企画してきましたが、現在、グリーン観光商品の開発に力を入れています。これらの観光商品は生態、観光資源を保護するだけでなく、新型コロナウイルス感染症から観光客を守ることにも配慮しています」
クアンナム・国家観光年2022ではおよそ212件のイベントが催されます。これによりクアンナム省が国内外の観光客にホイアン旧市街の新しいイメージをアピールするチャンスとなることが期待されています。