今年の国家観光年の開幕式は、来る4月20日夜、北部ニンビン省ホアルー県の国の特別遺跡である古都ホアルーで行われます。

「ホアルー・千年の古都」をテーマにした今年の観光年では、バイディン寺祭りや、ホアルー祭り、チャンアン祭り、タムコック・チャンアン観光ウィークなどの11件のメインイベントが予定されます。

これらのイベントを通して、ニンビン省は、さらに多くの国内外の観光客を誘致し、観光分野での突破口を開き、経済社会発展の推進に寄与すると期待しています。ニンビン省観光局のブイ・バン・マイン局長は、「今年の国家観光年は、長い歴史を誇る古都ホアルーや世界遺産であるチャンアン景観遺跡群など自然風景の美しさを幅広く紹介、PRすることが狙いである」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ） 

「私たちは、新しい観光商品作りを進める傍ら、既存の観光商品を基にして、観光サービス商品の刷新を研究しています。同時に、国の特別遺跡である古都ホアルーの文化的歴史的価値を徹底的に活用した上で、地元の観光商品の文化的価値を高めてゆく方針です。さらに、私たちは、観光分野のデジタル化を推進しています。これは、国内観光市場と外国観光市場を結び付ける優先課題であるとされています。」

現在、観光部門は、新常態における国内観光へのテコ入れを推進し、外国人観光客の受け入れを準備する用意があります。今年の国家観光年の枠組みで、ニンビン省での様々な観光活動の他、国内27の省、市でも100件余りの観光活動が行われます。

観光総局のグエン・チュン・カイン総局長は次のように語っています。

（テープ）

「今回の国家観光年をきっかけにして、ニンビン省は、ハノイ市やホーチミン市など全国各地にある有名な観光スポットと新しい観光ツアーを開設することが出来ます。観光のPR、振興活動に積極的に参加することで、ニンビン省の観光部門は遥かに発展してゆくことでしょう。」

安全でかつ魅力的で、親しみやすい目的地になるため、ニンビン省は、引き続き新型コロナウイルス感染症の対策作業を強化してゆく方針です。