(VOVWORLD) -旧正月テトを控え、日用品生産企業は、複数の新たな注文を受けている為、大量の労働者を採用する計画があります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、ホーチミン市にある多くの企業は、一時的に営業を停止し、労働者を一時的に休業させざるを得ませんでした。しかし、最近になって、労働者の採用が再開され始めています。特に、旧正月テトを控え、日用品生産企業は、複数の新たな注文を受けている為、大量の労働者を採用する計画があります。
加工食品の生産を手掛けるサイゴンフード株式会社は、2千人あまりの労働者を雇っています。しかし、現在、同社は、市内にある多くのスーパーマーケットや、小売業者からインスタントヌードルや、インスタントお粥などの大量の注文を受けています。そこで、サイゴンフード株式会社は、100人の労働者、そして、2021年にさらに300人の労働者を採用する予定です。同社のレ・タン・ラム副総裁は次のように語っています。
(テープ)
「年末年始に食品消費市場のニーズが高まることを予測しています。従って、製品の生産数が増加します。新型コロナを制御した場合、我が社は、引き続き労働者を採用する方針です。」
ホーチミン市企業協会のチャン・ビエット・アン副会長は、次のように明らかにしています。
(テープ)
「クリスマスや、新暦の正月、そして旧暦正月のテトを控えて、国内市場の購買力が高まります。そこで、各企業は、生産と経営の準備を急いでおり、原材料の需要、労働需要も増加しています。」
ホーチミン市にある各企業は、必要な日用品の生産・経営、ヘルスケアサービス、商品の配達に従事する労働者を採用しています。今年の新型コロナウイルスの影響で、各企業は、平年より2~3カ月遅く年始年末用品を準備しています。しかし、現在、各企業が労働者の採用を始めたことは、喜ぶべき兆しであることを示しています。