ロシアとウクライナイ、人道回廊の設定に合意

(VOVWORLD) -ロシアとウクライナの軍事衝突は3週目に入りましたが、国際世論の注目を引き続き集めています。
ロシアとウクライナイ、人道回廊の設定に合意 - ảnh 1〈写真:ロイター)

そのなかで、人道問題は特別な関心事とみられています。したがって、両国が人道問題に関する合意を達成することは国際社会の歓迎を得ています。

ロシアとウクライナは2月28日、3月3日と7日に、3回にわたり交渉を行いましたが、人道回路の設置以外、合意を達成しませんでした。2月28日、ウクライナと国境を接するベラルーシ南東部で、ロシアとウクライナの代表団は初めて、およそ5時間にわたって交渉を行いました。また、3月3日、2回目となる停戦を巡る対話を開催しました。2回目の停戦対話について、交渉にあたったウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、「期待した結果は得られなかったが、『人道回廊」を巡る協議が行われたほか、対話を継続することで合意した」と明らかにしました。避難する市民のための「人道回廊」を共同で設置する案について理解が得られたほか、市民が避難している間は一時的に停戦する可能性について合意したとしました。停戦に向けたロシア側とウクライナの2回目の交渉で人道回廊の設置に関する合意は国際社会の高評を得ました。これに関し、ポーランドのラウ外相は、「最大限の支援を提供する」と応じました。一方、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、「困難な背景の中で人道問題における相互理解を得ることは非常に重要である」との見方を示しました。

アナリストらによりますと、ロシアとウクライナが交渉を継続したい意向を示しているということは、紛争への外交的解決策の検索に対する双方の決意を示しています。 しかし、交渉の善意は機会をもたらすことだけに役立ち、機会を活用できるかどうかは、双方の実践的なアプローチによるものとしています。

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