国連安保理、ウクライナ情勢で声明を採択

(VOVWORLD) -先週6日、国連の安全保障理事会では、ウクライナ情勢をめぐって緊急の会合が開かれ、議長声明が全会一致で採択されました。
国連安保理、ウクライナ情勢で声明を採択  - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

国連安保理は平和的な解決策を探るグテーレス事務総長の努力を強く支持すると表明しました。 

声明は「安保理は、ウクライナの平和と安全の維持に深い懸念を表明する。平和的な解決策を探るグテーレス事務総長の努力を強く支持する」としています。 安保理は声明で、「すべての国連加盟国が国連憲章の下、平和的手段により国際紛争を解決する義務を負っていることを想起する」と明記しました。

また、平和的解決に向けたグテレス事務総長の努力に対し「強い支持」を示し、適切な時期に事務総長による状況説明を求めるとしました。採択を受けグテレス氏は「安保理はきょう初めてウクライナの平和のために声を一つにした」と歓迎する声明を発表しました。

さらなる努力を惜しまないと強調しました。 議長声明に法的拘束力はありませんが、決議に次いで重みがあり、安保理の公式文書となりました。採択にはロシアを含む全15理事国の同意が必要でした。 今回の声明で、グテーレス事務総長がロシアとウクライナを相次いで訪れるなど仲介外交を進めていて、今後、具体的な成果につながるかが焦点となっています。

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