英国女王の死去

(VOVWORLD) -先週、バッキンガム宮殿は声明で、「女王は8日午後、スコットランドのバルモラル城で安らかに息を引き取った」と明らかにしました。96歳だった。
英国女王の死去 - ảnh 1〈写真:AFP/TTXVN)

エリザベス女王は1952年2月、父ジョージ6世の病死に伴い、25歳の若さで即位しました。歴代最長の70年にわたり在位した女王は、イギリスを象徴する人物として世界中で親しまれた。

女王の死去を受け、長男のチャールズ皇太子が直ちに国王に即位しました。イギリスで10日午前、王室の諮問機関による王位継承評議会が開かれ、8日死去した女王エリザベス2世から新国王チャールズ3世(73)への王位継承が宣言されました。「チャールズ3世」として即位したチャールズ国王は、「私に引き継がれた主権の義務と重責を深く認識し、感動的な模範にならうよう努める」と述べ、エリザベス女王を手本に国に尽くすことを誓ったあと、宣誓書に署名しました。

英史上最長の70年にわたり君主として在位した女王の死に、世界各国から哀悼の意が寄せられました。イギリスのエリザベス女王の死去を受けて、国連の安全保障理事会の会合では8日、黙とうがささげられました。その後、安保理理事国15か国の代表ら全員が起立し、約1分間の黙とうをささげました。また、国連のグテーレス事務総長は声明で、「エリザベス女王は国連の良き理解者だった。国民への奉仕に生涯をささげた女王の揺るぎない献身に賛辞を送りたい。世界は、女王の献身と指導力を忘れない」と述べ、死去を悼みました。専門家の多くは、女王には威厳があり実直で、機知に富んだ女性であると評価しています。

時代とともに政治や社会、文化の変化に直面しながらも、英国統合の象徴として王室の人気維持に人生をささげたエリザベス女王の死がもたらす重責は、跡を継ぐ者たちの両肩に重くのしかかっていると評されています。

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