ご機嫌いかがですか、皆さん
タオです。
まもなく10月の中旬に近づいていますね。ここのところのハノイ天気は、日中は暑いですが、朝、涼しくて、過ごしやすい季節になりました。夜に、通りを歩くと、甘くてよい香りがするんです。それは、ハノイの花ホアスアが咲き始めたからですよ。日本で言うと沈丁花の香りが街いっぱいになった感じでしょうか。
ハノイの朝の蓮
さて皆さん、以前にも放送しましたように、10月10日は首都ハノイ解放62周年記念日でした、今日は10月11日で、記念日から1日過ぎてしまいましたが、これを祝い、今日のこの時間は、ハノイにちなんだ穏やかで叙情的な歌をお届けしましょう。
一般的に、観光客がベトナムの首都ハノイを旅行すると、ホアンキエム湖をすぐ思い出し、すぐ行ってみたい感じがするようです。そして、ホアンキエム湖はハノイの象徴的な存在であり、ハノイ市民の誇りの一つともなっています。グォム湖はハノイ中心地にあるホアンキェム湖の別名です。
では始めに、男性歌手のホアン・ハイが歌う「早朝のホ・グォム」(Ho Guom Sang Som)をお届けします。
「朝、早く グォム湖の周りを走るのが好きだ
グォム湖の周辺の花壇の花が鮮やかに咲いている
毎日、あのベンチから聞こえる笑い声
並木がグォム湖に映る
おはよう グォム湖」
続いて、「暖かいハノイ」(Nong Nan Ha Noi)をどうぞ
「朝早く、公園を歩む、
早朝の日差しがやって来た
愛するハノイ、行き交う人々
いろいろな色彩に溢れる通り
春の香りを呼びこむハノイ」
「お前の可愛いその唇が 私を「お母さん」と呼んだ朝
心に溢れるこの喜びを 噛み締めながら頬ずりをした
最後に男性歌手Dinh Manh Ninhが歌う「ハノイの道端のチャダー」(Ha Noi Tra Da Via He)をどうぞ
※ ベトナムでは、Tra Da Via Heは、熱いお茶に氷を入れたチャダー<TRA DA>という冷茶です。
気に入った街角で、チャダーを一杯くださいと頼んだ私
ゆっくりチャダーを飲むと、
この暮らしのあわただしさが忘れられる
友達の話に耳を傾け
そして、人生のわずらわしさを忘れたい時、
ハノイの道端で、一緒にチャダーを飲もう
いかがでしたか、皆さん、今日はハノイにちなんだ穏やかで叙情的な歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。また来週、お会しましょう。