ご機嫌、いかがですか、皆さん、トゥーハです。
晩秋のハノイは小雨が舞い降りて、寒い風を実感します。今日のこの時間はハノイの冬についての歌をお届けします。
北部の冬の風景をテーマにした歌「冬の夜」(Dem dong)をどうぞ
「夕暮れはまだ去らないが闇がやって来た
どこから教会の鐘の音が聞こえてくる
冬の夜、あなたへの思いに溢れる私
冬の夜、家庭の幸せな夢を見ている私」
時があっというまに過ぎ去りました。誰かの子守唄が聞こえてきます。寒い露は木の枝に留まっています。その子は子守唄を聞くため、足を止めてください。
続いて、「冬の子守唄」(Ru con mua dong)をどうぞ
「いとしごよ、おやすみ
冬が軒先にたたずんでいる
いとしごよおやすみ
冬が鳥の翼で眠っているうちに
穏やかな眠り
やさしいバラの花
いとしごよ、ぐっすりお休み」
愛する人のように、いつの日か、秋は去ってゆって、人の悲しみは木の葉と共に舞い落ちています。今日の夕暮れ、ハノイには雨が降らないのが心の中に悲しみが溢れています。
「ハノイ、雨のない季節」(Ha noi vang nhung con mua)をどうぞ
「ハノイ、雨がない季節
冬の初めの寒さ、冷たい風をなでる君のスカーフ
花も散らない、僕と一緒に歩む君
古い通り、ゆっくり帰る私たち」
いかがでしたか、皆さん、今日はハノイの冬をテーマにした歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。