ファム・トゥエンの曲




ご機嫌いかがですか、皆さん。

ここ数日、ハノイは暖かい風が吹き、春のやさしい日差しも見えますが、皆さんのお住まいの町はいかがですか?

今日のこの時間は作曲家ファム・トゥエン(PhamTuyen)の歌をご紹介します。ファム・トゥエンは、1930年に北部ハイズオン省で生まれました。VOV=ベトナム放送局の音楽編集担当者や、ベトナム音楽家協会執行委員会常務委員などを務め、活躍しました。


ファム・トゥエンの曲 - ảnh 1
(写真:dantri.com.vn)


ファム・トゥエンは、革命歌・児童の歌の作曲で有名となり、音楽で国の歴史を記録する人物として評されています。今日のこの時間はファム・トゥエンの曲をお楽しみください。


はじめに、腰がまがっているお婆さん 市場へ行く(
Ba cong di cho troi mua)をどうぞ

腰がまがっているお婆さんは雨の中に市場へ行く。

小さいエビちゃんはお婆さんについて行く。

お婆さんのポケットからお金が落ちた。

小さいエビちゃんはこれを拾って、

お婆さんに返した。


次に、「党は私に春をもたらす」
( Dang da cho ta mot mua xuan) をお聞きください。

「ベトナム共産党は私に春をもたらした。

ベトナム共産党は国に春をもたらした。

党がなかった時、春もなかった。

今、党があり、人生は春のように明るくなった。」


では、最後に「ホーおじさんの故郷・セン村から」(
Tu lang Sen)をどうぞ

「セン村に、ある息子が生まれ育ち、大志を抱いた。

革命的理想を抱き、救国を目指すホーチミン

全民族の行くすえを探るため、国を離れた。

欧州の寒を古着で耐え、人々の苦しみを共感

監獄での日々を潜り抜けたけど

ホーチミンの心は故郷に残る」

いかがでしたか、みなさん。今回は、ファム・トゥエンの曲をお届けしました。それでは、今日の音楽散歩道はこれで終わりです。来週のこの時間を又お楽しみに。さようなら。

 

ご感想

木本隆(きもとたかし)

いつも楽しみをもって聞いています。
2月7日放送分
ファム・トウエン作曲の児童の曲「腰が曲げっているおばあさん市場へ行く」は楽しいですね。また、曲の初めの出だしの日本語訳を見ても情景を思い浮かべられてやさしい曲なんですね。メロディとかわいい女の子の歌声を聞いても心がウキウキする楽しい曲ですね。

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