ご機嫌、いかがですか、皆さん、トゥーハです。
このところ、ハノイの街は日本と同じように、寒い日々が続いています。冷たい風に包まれる中で、私の頭の中に故郷の暖かい味を運ぶ歌のメロディーが浮かんでいます。冬の静かな夜、どこからか、子守歌のメロディーが聞こえてきます。
(メロディー)
アイバンの歌で「冬の子守唄」(Ru con mua dong)をお聴きいただきましょう
「いとしごよ、おやすみ
冬が軒先にたたずんでいる
いとしごよおやすみ
冬が鳥の翼で眠っているうちに
穏やかな眠り
やさしいバラの花
いとしごよ、ぐっすりお休み」と歌っています。
冬の寒さの中で、ベトナム中部高原地帯のコーヒーの味を味わうならば素晴らしいと思います。ベトナムのコーヒーの味はハノイを訪れる外国人の旅行者の心を暖かくすることでしょう。では続いて「ベトナムのコーヒーカップ」(Ly ca phe ban me)
この歌は「コーヒーは君に何を語りかけるだろう
コーヒーの香りが漂う
コーヒーの香りは君の髪を優しく包む
君の瞳に春が見える」
シュブラクが歌う「ベトナムのコーヒーカップ」でした。
寒い冬の中で、ハノイに足を運ぶならば、皆さんはハノイのコーヒーやお茶を飲みながらベトナムで流行っているメロディーを楽しみたいと思うでしょう。最後にベトナム人の若者たちに人気のある歌「切ないロック」(Roc buon)をどうぞ
「空は暖かい日差しに溢れている
冬の寒さは過ぎ去り、春がやって来たが
なぜか、私の心は寂しい
長い歳月待ち続けていたのに
あなたの心はなぜか冷たい」と歌っています。
シュブラクが歌う「切ないロック」でした。
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの暖かさを運ぶ歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。