ベトナム戦争時代によく歌われていた歌

ご機嫌いかがですか、皆さん。トゥーハです。

ベトナム戦争時代によく歌われていた歌 - ảnh 1

今日のこの時間はベトナム戦争時代によく歌われていた歌をご紹介いたします。第一次インドシナ戦争が終わった1955年からアメリカとの戦争が終結する1975年にかけてのベトナム戦争は最も激しい戦争の時代でした。当時、抗米救国闘争と呼ばれたこの戦争は様々な英雄を輩出しました。それらを通じて、英雄的なベトナムをたたえる有名な歌が生み出され、今なおよく歌われています。そんな歌の中からはじめに「春に一緒に行軍しよう」(cung hanh quan giua mua xuan)を

どうぞ

「鳥があちこちでさえずり

春が至るところにやってきた

君は戦場からの呼びかけを聞いたか

勝利を収めるための春

最も美しい春は戦場での春だろう

春の空の下を行軍しよう」

ランアインが歌う「春に一緒に行軍しよう」でした。

ベトナム戦争時代によく歌われていた歌 - ảnh 2

戦争中は武器や食糧を北から輸送するチユオンソン山脈のホーチミンルートが激しい戦場になりました。アメリカ軍は多くの爆弾や枯葉剤を投下して、数万人のベトナム兵士が犠牲になりましたがチュォンソン山脈の生命線を断ち切ることはできませんでした。ベトナムの兵士たちは昼夜を問わず山脈を越えて、南の戦場に向かいました。続いて「チュオンソン山脈を歩む足元」(Buoc chan tren daiTruong Son)で当時を思い起こしましょう。

「チュオンソン山脈を超えて進む

山は擦り減るが足が擦り減ることはない

ただひたすらに南へと向う

私たちが進み行く道は数え切れない人々の血で作られた

今、人々の心の灯が私たちの行く手を照らす」

当放送局のコーラスで「チュオンソン山脈を歩む足元」でした。

ベトナム戦争時代によく歌われていた歌 - ảnh 3

20年間にわたる苦しい戦争の歳月を潜り抜けたベトナムの軍と人々は1975年4月に勝利を獲得しました。南ベトナムが解放され、翌年ベトナム南北が統一されました。ベトナムの人々は平和をたたえる歌を歌い上げます。最後に「国のメロディー」(cung dan dat nuoc)をどうぞ

「君よ、春のメロディーを奏でておくれ

故郷で、楽しい日々に溢れている

勝利の朝の日差しも歌っている

春はやってきた、国も歌っている」

当放送局のコーラスで「国のメロディー」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナム戦争中によく歌われた歌をご紹介しました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。

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