ご機嫌、いかがですか、皆さん、トゥーハです
今日のこの時間はベトナム故郷を思う歌をご案内いたします。
ベトナムの詩人は「「ベトナム、私の国、広々とした畑、故郷の砂浜に立ち寄せる波、夕暮れ、鶴たちは田んぼへゆっくり飛び来る。雲は山脈の頂上を覆う」と書いています
はじめに「故郷」(Que huong)をどうぞ
「故郷は甘いスターフルーツ
故郷は学校への通学路
故郷は黄色い蝶々のよう
故郷は幼いころの思い出をのせた凧のよう
故郷を思わない人は、正しい人になれないだろう」
続いて「故郷、私の幼い頃」(Que huong tuoi tho toi)をお聞きください。
「私は故郷を愛する
竹の緑に溢れる故郷
幼い頃は過ぎ去った
村への小さな道、穏やかな秋の川
凧を揚げて、畑でボール投げをした」
ではおしまいに「私の故郷よ」(Oi que toi)をどうぞ
「私の故郷、わらぶき屋根の家が残る
夕暮れ、煙の香りが漂う
風に乗った凧、僕の夢の中に沈む
君の傍に歩む、小鳥の群れを眺める
私の故郷、緑の畑が残る
腰を曲げた母の姿がある
故郷の民謡は母の子守歌」
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナム故郷を讃える歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。