夏の歌



お元気ですか、皆さん、トゥーハです。

4月に入り、ハノイにもさわやかな風が吹きはじめ、初夏の香りが漂っています。今日の音楽散歩道ではベトナムの夏に近い春の美しさを描いた歌をお届けします。日本ではまだ夏は遠いかもしれませんがハノイはまもなく夏です。

夏の歌 - ảnh 1
夏のシンボルとみられる火炎樹

はじめに「4月がやって来た」(Thang Tu Ve)をどうぞ

「4月がやって来た、風は夏の歌を囁く、青い地平線が流れている。

遠くの方で川もゆっくり流れている。さわやかな日差し

、白い雲も優しく流れていて、遠い夢を歌っている。

私は4月が来るのを待っていた。

草花が小さな道で咲いている、恋人よ、来るかしら」

では次に「夏の風」(Con Gio He)をどうぞ

「夏の風がやって来た、

それぞれの通りに寄り添う風

それぞれの家に足を止める風

やさしい風、さわやかな風」

初夏の雨の夜に、ハノイ街の歩道に沿って並ぶ多くの小さな路上カフェーがあります。ハノイの人々は夏のさわやかな雨を眺めながら、話したり、歌ったりするのどやかな一時を楽しむという習慣があります。

では次に「夏のカフェ」(Quan cafe mua he)をどうぞ

「夜の街に雨が降っている

一人のカフェで静かに座る

人気のない通り、雨の一滴一滴を眺める

夏がやって来た

コーヒーの香りが漂う

音楽のメロディーも流れ、

夏がやって来た」

いかがでしたか、皆さん、今日は夏の美しさを描いた歌をご紹介しました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。また来週のこの時間をお楽しみに。ごきげんよう。

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