ご機嫌、いかがですか、皆さん、トゥーハです。
今日のこの時間はベトナムの女性歌手タインホァーの歌をご紹介します。
女性歌手タインホァーは1950年ハノイに生まれました。9歳から、ハノイの子供のど自慢大会で受賞しました。16歳になると音楽院に入学し、卒業後の1975年からベトナムの声放送局の歌手になりました。彼女の歌声は当放送局のラジオのリスナーにとって馴染み深いことでしょう。
でははじめにタインホァーの歌で「民謡クァンホ故郷での愛」(tinh yeu tren dong song quanho)をどうぞ
「愛はどこから生まれるかしら
穏やかに流れる川
川面に舞い落ちる空の星
あなたに贈った私の愛
私はやさしいお嫁さんになるわ」
引き続き、タンホァーの歌ををお聴きいただきしょう。「春―稲の村―花の村」(mua xuan lang lua lang hoa)
「笑っている稲穂
笑っている花びら
堤防の下にある村の畑
広々とした青いタイ湖
私の村、花の村、
四季にも花の香りが漂う
収穫期に稲穂の香りが漂う」
1995年退職した後、タインホァーはハノイにある喫茶店を開きました。毎晩、その喫茶店から、彼女の甘い歌声が響きわたっています。2006年に彼女はベトナム政府から「人民芸術家」という称号を贈られました。その芸術家は今なおベトナム故郷と人々を讃える歌を歌い続けています。
ではおしまいに「ホーおじさん、限りない心」(Bac ho mot tinh yeu bao la)をどうぞ
「ホーおじさん、ベトナムの人々の心
国民の幸せと民族の独立のために一生を捧げたホーおじさん
生前、春になるとお年寄りにシルクを贈ったホーおじさん
中秋節には子供たちにプレゼントをしたホーおじさん
国境での警備部隊の苦しみにも同感したホーおじさん
ホーおじさん、偉大な指導者」
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの人民芸術家称号を持つ女性歌手タインホァーの歌声をご紹介しました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみに。ごきげんよう。