ご機嫌いかがですか、皆さん。トゥーハです。
ベトナムはS字型国をした2千キロの海岸線を持ち、北部にも、中部にも、南部にも平野がありますが主要なコメ生産地域はホン川デルタとメコンデルタです、国内の稲作の総面積は5百万ヘクタールにのぼっています。そんなお米の栽培の起源は何と今から3000年前と言われています。1990年以来、ベトナムの稲作は飛躍的な進歩を遂げており、アジア地域の米輸出国の中で、タイに次ぐ2位となっています。では今日のこの時間はベトナム人にとって馴染み深い風景となっている稲をたたえる歌をお届けします。
はじめに「稲を歌うメロディー」(Hat ve cay lua)をお聞きください
「私は稲と稲作をする人を讃える歌を歌う
故郷よ、黄金色に染まる田んぼ、農作の季節を期待している
愛は男女の瞳から始まる、明日の生活は今日の稲穂から始まる」
では次に1970年代のアメリカとの戦争時代に良く歌われた歌「5トンの米」(Bai ca nam tan)をどうぞ
「5トンの米も民族闘争事業に寄与した
故郷の田畑は休まず一生懸命働いた
土と人も高い生産高を達成させるため、しっかり考え工夫した
三ヶ月と10日後、美しい米が出きた」
ではおしまいに「愛する稲」(Cay lua yeu thuong )です。
「村の道から稲穂が囁き、歌声を聞こえてくる
今の新しい生活、収穫期を楽しく迎える」
いかがでしたか、皆さん、今日は稲をたたえる歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたおたのしみにごきげんよう。