ご機嫌、いかがですか、トゥーハです。
ハノイは今、霧雨の季節です。雨の滴は作詞家と作曲家の目から見ると美しい歌が生まれます。今日のこの時間はそんな「雨」の姿を通じての人の思いや願いを伝える歌をお届けします。
ある作詞家は「家の軒に雨が降っている、雨が降っている
君よ、涙は瞳の中に輝く
雨の夜更けの中で、泣かないでね
歌の中で、悩まないでね」と書いています
はじめに「雨の日を待つ」(cho ngay mua)をどうぞ
ある作詞家は「悲しい日曜日の夕暮れ
小さな部屋で横になっていた
どこから、夕暮れの悲しい歌声を聞こえてくる
雨が降っている
雨が降っている
自分の生活はまだ寂しいかしら」と書いています
続いては「雨」(mua)をお聴きいただきましょう
ではおしまいに「雨音の夜更け」(Dem nghe tieng mua roi )をお送りします。
「恋人よ、多くの夜が去ったがあなたへの思いは募っている
夜更け、雨が降る、雨が降る
雨もあなたを思い出しているかしら
昔の美しい夢はそのまま残っている
夜更け、雨が降る、雨が降る
恋人よ、あなたをいつまでも愛している」
いかがでしたか、皆さん、今日は雨の姿を通じての人間の思いや願いを伝える歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。