ご機嫌、いかがですか皆さん、トゥーハです。

ベトナムは長く激しい戦争の歳月を潜り抜けた国です。ベトナムの歴史を見れば、封建時代から１９７０年代のホーチミン時代にかけて、様々な敵軍に勇敢に抵抗したベトナム国は数多くの英雄を輩出してきました。ですから、「外へ出ればすぐ英雄に出会う」という諺があります。今日のこの時間は英雄を讃える歌をお届けします。

戦争になり、戦争は各家族を離散させました。年老(としお)いた母さんは戦場に向かう息子を見送りました。故郷に残された母さんも兵隊たちを乗せる船を漕ぎ、英雄になりました。

はじめに「母の物語」（huyen thoai me）をどうぞ

戦争時代の一人一人の兵士にとっては祖国は第一です。兵士は祖国のため、身を捧げるつもりでした。当時、彼らは自分の犠牲が花びらが散るようだと感じて、戦場で勇敢に戦いました。詩人のレアインスァンは「その兵士は滑走路で倒れたが頑張って立ち上がり、銃口を敵軍に狙った。立ったままに犠牲になった彼、英雄よ、あなたの姿は永遠になるよ」

続いては「その兵士」（nguoi chien si ay）をどうぞ

戦争時代の女性英雄の姿はベトナムの歌の中によく歌われています。最後に「ベンチェ省の姿」（dang dung bent re）をお送りします。

「誰かが椰子の姿のように静かに立っている

風を撫でる長い髪

ベンチェ省の娘よ

戦争の爆弾の中を歩んだ娘

立ち上がり、敵軍と勇敢に戦った娘

私の故郷よ、椰子の姿、女性英雄の姿を忘れられない」

戦争が終わり４０年以上が過ぎ去りました。ベトナムは平和と幸せの雰囲気に包まれています。しかし、祖国防衛兵士の姿はベトナム国民一人一人の心の中に永遠に刻まれることでしょう。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。