1975年4月30日にベトナム共産党の軍隊はアメリカ軍の応援による傀儡政府の首都であった南部サイゴン市に侵攻を行い、勝利を獲得しました。これにより、南部が完全に開放され、ベトナム国が統一になりました。
当時、ベトナム国民と軍隊はアメリカ帝国主義者との戦いの中でホーチミン作戦を行い勝利を収めた理由は様々ありますが、民族団結と国際連帯の力は重要な要素となりました。今日のこの時間は1975年4月30日の勝利を讃える歌をお届けします。
はじめに「ベトナム南部解放」(giai phong mien nam)をどうぞ
「南ベトナムを解放するため
我々は心を合わせて進もう
帝国主義者と傀儡政権を破るため
数え切れない戦士が犠牲になった、祖国の血が流れた
国の山河が長年分割されていた
限りないキュロン川よ、高いチョンソン山脈よ
我々軍隊は敵軍を破るため、進もう」
1975年4月30日の国の勝利日にベトナム人の誰もがホーチミン主席を思い出しました。ホーチミン主席はベトナム民主共和国を誕生させ、国の平和と国民の幸せな生活のため、一生を捧げていました。ホーチミン主席の姿はベトナム人の一人一人の心の中に刻まれているでしょう。
次に「勝利の日にホーチミン主席がいるようだ」 ( Nhu co Bac trong ngay vui dai thang) をどうぞお聞きください。
「勝利の日にホーチミン主席がいるようだ
ホーチミン主席の言葉は今日、輝かしい勝利になった
戦争の激しい30年が過ぎ去った
民族の戦いは成功した
べトナム、ホーチミン、ベトナム、ホーチミン」
南部完全解放・国家統一に導いた1975年4月30日の勝利はベトナムの大団結精神の象徴となっています。また、軍隊と国民、そして世界の友人たちとの連帯と団結は打ち負かすことのできない力となっています。
ではおしまいに「国の喜び」(dat nuoc tron niem vui)をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日は1975年4月30日の勝利を讃える歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。