アン リスナーの皆さん、こんにちは、アンです。

ハー こんにちは、ハーです。皆さん、お元気ですか？もう3月になりましたね。日本では、本日の３月３日は雛祭りですね。皆さんのお宅では、雛祭りをどのように行いますか？

アン 私は、前に東京特派員として、日本で暮らしている時、日本人の知り合いから大きな段セットをもらったので、節分が終わるとすぐ家に飾っていましたよ。

ハー ひな人形の由来から飾り方や片付け方に関する話は、本当に面白いですね。

ではここでお便りの紹介を始めましょう。始めに、埼玉県の・つだ・しんじさんからの2月13日のEメールをご紹介します。

「ベトナムの声放送局スタッフ御中。

後れ馳せながら、旧正月おめでとうございます。先月のニュースでは、テトに向けてベトナム政府の取り組みなど興味深く聞くことが出来ました。テトを過ぎて若干寒い日が続いているそうですが、私の住む埼玉県よりは暖かいようですね。

フォーボー（写真提供：インターネット）

日本もベトナムもパンデミックの影響が続いています。早く以前の生活に戻って欲しいです。ワクチン接種も３回目を早く打ちたいです。先日のおしゃべりタイムでは、フォーボーの話題がありましたが、たまに行くベトナム料理店で良く注文しています。いつか、ベトナムで食べてみたいです。」

アン つださん、Eメールありがとうございます。牛肉のフォーは私が大好きな料理の一つですよ。ベトナムに足を運んだら、是非ともフォーボーを味わってくださいね。

では次に、大阪府せっつ市の・こはら・みきおさんからの1月10日のEメールをご紹介します。

「夜9時からの12020kHzを聴きました。受信状態はたいへん良好で、良く聴き取れました。

 さて、ベトナムのお正月、テトが終わってしまいましたが、新年を迎えての様々な催し物も終了し、一段落したことだろうと思います。ちょっと時期がずれてしまったのですが、ベトナムでは、新年(元日)を迎えると、年齢の歳を1才加える習慣があるのでしょうか。いわゆる満年齢ではなく、「数え年」です。私が子供だった頃は、元日が来ると、「○歳になったね」とよく言われました。「誕生日じゃないのに」と内心では思っていましたが。

 今では、ほとんど使われなくなってしまいました。残っていると言えば、神社やお寺などでの祈願の時に、この数え年を使うことがあります。そういえば、人が亡くなった時に、その人の年齢を表す時にも。ベトナムでは、どうなのでしょうか。」

ハー こはらさん、Eメールありがとうございます。そうですね、ベトナムでは数え年が一般的です。

アン そうですね、結婚式や葬式、住宅の建前、占いでの年齢は、数え年で計算されています。

ハー その一方で、数え年を使わない場合もありますよ。例えば、入学、入社年齢は、満年齢で使用されます。つまり伝統行事と一般行事で使い分けているということですね。

アン では次に、愛知県名古屋市の・はっとり・たつあきさんからの1月27日消印のお便りをご紹介します。

「スタッフの皆さん、お元気ですか。 いかがお過ごしでしょうか。今年、初めて受信報告書をお送りいたします。

今年も一年、よろしくお願いいたします。 昨年は、楽しい放送をお送りいただきありがとうございました。 また、 綺麗なQSLカードは、貴局を受信したという記念に、大切に保管をしております。

私の今年の夢は、コロナが早く収束し、海外旅行に行くことです。 ベトナムへの 旅行もその一つです。 私は船旅が好きで、今までも何度か船で旅行しました。コロ ナが流行する前に、最後に計画していた船旅が、日本の神戸から沖縄経由でベトナ ムへ行ける 10日間の船旅ツアーでした。 今年ことは、この夢が実現出来れば良いなと思っております。それまでは、貴局の 放送を聞いたり、ホームページを見たりして、夢を膨らませたいと思っております。」

ハー はっとりさん、お便りありがとうございます。はっとりさんは、今までも何度か船で旅行したということが、羨ましいですね。というのは、私も、欧州各国への船旅ツアーを一度したいという夢を持っていますから。でも、今は、仕事や家事で時間がないので、いつかこの夢を現実にするのはいまだ分かりません。

アン ベトナムの関連各機関は今月の3月15日に外国からの観光客の受け入れを再開するために、準備作業を積極的に進めています。はっとりさんも、是非ベトナム旅行をしてくださいね。

ザオ族のカプサク（Cap sac）儀式

ハー では次に、広島県広島市の・みやけ・ひでみつさんからの1月19日消印のお便りをご紹介します。

「日本語放送のみなさんおそくなりましたが2022年最初のお便りです。

2022年1月18日(火)2回試めさせて いただきましたが受信状態は、よくありませんでした。

2022年に入り日本では、コロナウイルス感染者が増加しており、これまでにもない感染者が出ております。2022年こそ、明るい年を迎えてくれることをいのってたのですが、残念です。私も3回目のワクチン接種を受けることにしました。オミクロン株が広がり2回目のワクチンを受けても感染するようなので本当にこわいです。ベトナムでは、オ ミクロン株の広がりはどうですか?。

1月には成人式もこんな状態なので中止となったところもありました。ベトナムでは、成人を迎える人々も成人式などおこなうのでしょうか?コロナにより企業へも打撃をあたえており、ベトナムからの実習生も、仕事がなくなり、生活に困っております。

私の会社も1人でも感染者が出たら自宅待機と忠告がありました。コロナウイルスの広がりをなくすには数年かかりそうです。ベトナムの声日本語放送のみなさんも 感染しないよう気を付けて下さい。アナウンスされてる時は マスクを外してるのでしょうから特に気を付けてください。 」

アン みやけさん、お便りありがとうございます。ベトナムでも新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株｣の感染者が確認されています。でもほとんどは、外国からの入国者です。

ハー ところで、成人式についてですが、ベトナムのザオ族に属するザオカウ グループのカプサク（Cap sac）儀式は成人式とも呼ばれていますよ。

アン この儀式は、ザオ族の独特な文化として知られていますね。ザオ族の人々の考えでは、男性たちはこの儀式をやらないと年だけ取っても成人とは見なされず、崇拝儀式や村落の活動に参加できないということです。

ハー ですから、ザオ族の男性は生まれてから死ぬまで、少なくとも1度カプサク儀式を済ませなければならないとされています。カプサク儀式は男性が一人前になったこと、また、社会共同体におけるその人の役割を認めるということです。

アン カプサク儀式は2～3日間にわたり行われます。それぞれのカプサク儀式では音楽や踊りが披露され、ザオ族ならではの文化を表します。

ハー この独特な儀式はベトナム文化を豊かにするものとなっていますね。それでは、みやけさん、リスナーの皆さん、まもなくお花見の季節がやってくるので、疫病対策を遵守しながら、お花見を楽しみくださいね。