ソン リスナーの皆さん、こんにちは、ソンです。

タオ こんにちは、タオです。もう4月中旬ですね。皆さんは、今年のお花見をもう楽しまれましたか？

ソン ところで、先ごろ、オンライン旅行サイト「Booking.com」が発表した「2023年の最もホスピタリティのある世界の都市トップ10」にベトナム北部ニンビン省が選ばれましたね。

タオ そうでしたね、この結果は、Booking.comサイトの2億4千万人の利用者の評価ポイントに基づくものです。

チャンアン景観遺跡群（写真：ニンビン省のポータルサイト）

ソン このサイトによりますと、ニンビン省は、10世紀にベトナムの都であり、チャンアン景観遺跡群、キム ソン・コンノイ生物圏および海洋保護区、ラムサール条約湿地に認定されたバンロン湿地自然保護区などが知られています。

タオ　ニンビン省は、森、山、川、海、自然保護区、国立公園、世界の生物圏保護区、国の観光地、世界文化遺産などの多様な景観を持つベトナムのミニチュアに例えられています。

人気のロケ地となっているタムコック

ソン そのほか、ニンビン省は、アメリカのレジェンダリー・エンターテインメントが製作する「キングコング：髑髏島の巨神」のロケ地として注目を集めていますね。

タオ ではここでお便り

の紹介をはじめましょう。はじめに、韓国人の金完得さんのコメントをご紹介します。

「私は韓国人でソウル近くの仁川で毎日のように貴放送局の日本語放送を聞いております。これからも続けてききます。さまざまなベトナムのことを聞かせてください。また、お便り致します」

ソン キムさん、コメントありがとうございます。これからも私たちの日本語放送をお聴きくださり、ご意見やご感想をお寄せくださいね。

では次に。広島県広島市のやぎ・すすむさんからのお便りをご紹介します。

「寒い日が続いています。ウメやスイセンが咲き始めました。寒いので最近はリビングで受信をしています。ベランダに比べて雑音が多くなり多少聴きづらくなります。 暖かくなれば、ベランダで受信いたします。今ハノイはコロナ感染、経済活動、気候などはどのような状況でしょうか?
日本でも、各国のコロナ規制緩和で外国人観光客が戻ってきています。国内でも卒業式・入学式において条件付きでのマスクなしが検討がなされていますが、街ではインフルエンザ流行もあってか大部分の人がマスクをしています。私も散歩・ウォーキング、家ではマスクをしていませんが、スーパーや郵便局などへ入るときはマスク をしています。この春にはマスクなしで街を歩けるようになるかな?」

タオ やぎさん、お便りありがとうございます。現在、こちらハノイの天気は日々温かくなっています。

ソン まもなく暑い初夏がやってくるからですね。ところで、こちらでは、新型コロナウイルスの新たな感染者数が減少しつつあり、重症感染者も急減しています。

タオ けれども軽症者や無症状者がいるため、外出時にはマスクの着用は必要だと勧告されています。

ソン 感染症対策が緩和されたため、国内観光は元のように活気を取り戻しています。その一方で、ハノイ市内のあちこちでは外国人観光客をよく見かけるようになりましたね。

タオ そうですね。感染症抑制後ベトナム経済は急速に回復しています。2022年に、ベトナムのGDP＝国内総生産は8.02％に達し、2011年以降で、最高値となりましたよ。

では次に、福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみとさんからのお便りをご紹介します。

「2023年の新年、ベトナムではテトのお祝いが始りますね。さて、テトと一口に申しましても 民族間で色々な仕切りやタブーや伝統があると思います。ハノイ周辺に関して言うなれば伝統やタブーはどのようなものか 興味深いです」

ソン ほかむらさん、お便りありがとうございます。ベトナム人の従来の観念から、旧正月テトの日々は良いことをするということです。誰もが新年の数日が順調に流れることを期待しています。

タオ ですから、皆はテトの間にやってはいけないことを守っていますね。例えば、テトの間に「掃除をしてはいけない」ということです。新年の三ケ日に、掃除をすると、おカネや幸運が逃げてしまうと言われますから。

ソン そのため、いくら忙しくても、大晦日の夜までに、皆は住宅や祭壇を綺麗にしなければならないのですね。

タオ そのほか、多くの家庭は、元旦に最初に訪れる人を選ぶ習慣があります。

ソン 例えば、亡くなったばかりの親戚がいる人や、その年の干支に相応しくない人、経営が順調にでなかったり、不幸に遭ったりした人などは元旦の最初のお客として訪問してはいけません。

タオ さらに、テトの間に、マッチや火をあげてはいけません。そうしないと、幸運や財産を他人に挙げる意味にとられます。

ソン そして、テト中に外から猫が家に入ってくる事はあまり良くないと言われていますが、逆に、よそから犬が家に入る事はラッキーだとされています。

タオ テトの間に気をつけたいタブーが今日も守られていることは、ベトナム人のユニークな文化と言えるでしょう。

ソン たしかに。では次に、愛知県名古屋市のはっとり・たつあきさんからのお便りをご紹介します。

「スタッフの皆さん、お元気ですか。いかがお過ごしでしょうか。1年ぶりに受信報告書をお送りいたします。

昨年は、体調不良などから、 短波放送をなかなか聞くことが出来ませんでしたが、今年から、復活いうことで、貴局の放送を受信して、今年初めての受信報告書をお送りさせていただきます。また、貴局の放送やホームページを拝見しながら、ベトナムのいろいろな事を学んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

特に、ベトナムの音楽が大好きですので、音楽散歩道やリクエスト音楽を聞くことができ、大変うれしく思っています。音楽番組は、とても好きなので、 今年も、 いろいろな音楽に出会えることを期待しています。」

タオ はっとりさん、お便りありがとうございます。お体を大切にして、これからも引き続き私たちの日本語放送をお聴きくださり、お便りをお寄せくださいね。