6月28日のおしゃべりタイム

2012年6月28日 | 13:07:38

ハーリスナーの皆さん、今日は、ハーです。

アン今日は、アンです。この数日間、ハノイは38・39度にのぼる日が続いています。しかし、蒸し暑い日々でも、時々、大雨が降りだすので、蒸し暑さを緩和させています。日本の天気はいかがでしょうか。

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日除け

では、早速お便りの紹介を始めましょう。始めに、東京都おおた区の・くさなぎ・よしひろ・さんからの5月13日付のお便りを次のように書いておられました。

「ベトナムの声の皆さん、こんにちは。日本では5月に入り、暖かい日が続いています。天気予報を伺うと、ハノイも暑いようですね。数年前から地球温暖化が問題になり、日本の会社では夏はクールビズという軽装となっています。今年からは一層の節電となり、官公庁や一部の会社では5月からクールビズになっています。私も上着を着ていません。しかし、これから暑くなる夏を快適に過ごす軽装に悩みます。ベトナムのビジネスパーソンは、暑い夏をどのような軽装で過ごしているのでしょうか？」とのお便りでした。

ハーくさなぎ・さん、お便りありがとうございます。やはり、暑いときに、いつも背広やネクタイを使うことは本当にきついですね。

アンそうですね。ベトナムのビジネスパーソンは、以前から、重要会議の時などはどんなに暑くてもシャツとネクタイに背広を着用しなければなりません。でも普通の日はエリ付きシャツを着るだけです。勿論、Tシャツはエリなしなのでだめです。

ハーでも、冷房がある部屋の中で仕事をするので、あまり暑いとは感じないでしょうね。最もこれはオフィスビルで働く人たちの場合ですけどね。次に、沖縄県なご市の・なかむら・しょうじ・さんからの5月17日付のお便りをご紹介します。

「こんばんは。実は日本の梅雨の時期は地域によって違います。確かに日本の多くの地域は陽暦6月はじめから7月中ごろまでが梅雨の時期です。しかし、ここ沖縄は違います。沖縄の梅雨は立夏(陽暦5月始め)から夏至（陽暦6月中ごろ）までです。また、北海道には梅雨がありません。このように、同じ日本でも地域によって違います。なにしろ東西南北に長い日本なので。そこで質問です。ベトナムの梅雨の時期はいつですか?南北に長いベトナムなので、同じベトナムでも地域によって違うかも。」とのお便りでした。

アンなかむら・さん、お便りありがとうございます。この時点で、日本はもう梅雨の季節に入っているかもしれませんね。日本と同じように、南北に長いベトナムでも、地域によって季節は違いますよ。

ハーそうですね。四季のある北部では大雨は7月から9月まで、中部では9月か

ら11月まで、そして、雨季と乾季のある南部では6月から9月まで、雨が集中していますね。

アン大雨に伴って、台風・洪水もよく発生していますね。次に、群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかずさんからのメールをご紹介します。

「日本語課の皆様こんにちは。梅雨入りが近付いたのか蒸し暑い日です。ベトナム国会は連日様々な議題について討議されている様ですね。改めてベトナム国会について質問します。任期は何年ですか。議員定数は何人で選挙区はどの様に区割りされていますか。女性議員は何人おられますか。万一任期途中で死亡などが発生した場合はその選挙区だけ補欠選挙を行うのですか。それとも次回の選挙まで欠員のままですか。今回はこれで失礼します。皆様お元気で。」とのメールでした。

ハー鈴木さん、メールありがとうございます。こちらは、まだ雨季ではありませんが、このところよく大雨が降ります。雨が降る前に、急速に湿度が上がり、大変蒸し暑い日もありますよ。

アン鈴木さんはベトナムの国会にご関心をお持ちしますね。ではここで、ベトナム国会に関する鈴木さんのご質問にお答えしましょう。ベトナム国会の任期は5年です。でも、特別の場合には、国会議員総数の3分の2が賛成した場合、国会の短縮期、または延長が可能になります。

女性国会議員

ハーまた、議員定数は500人以下です。ベトナムの党と国家は、祖国の建設と防衛事業における女性が役割を果たすように、女性に常に有利な条件を作り出しています。女性の発言と願望の権利を確保する為、ベトナム国会議員選挙法は「女性議員の数は適当な女性議員を確保する為、ベトナム婦人連合会の提案を基に国会常務委員会によって決定される。」と規定しています。

アン第13期ベトナム国会の議員定数500人の内122人が女性議員ですよ。また、それぞれ選挙区は現地に住み、または働いている国会議員3人以内の選挙を行なうことになります。中央直轄省、市は選挙区に区割りされます。国会常務委員会は、選挙区の数、選挙区のリストアップ、それぞれ選挙区の国会議員の数を決めます。それぞれ選挙区の議員の数は地元の人口に比例しています。

ハーそして、万一任期途中で死亡などが発生し場合はその選挙区だけ補欠選挙を行うことになります。

アン次に、愛知県おわりあさひ市の・くりき・かずゆき・さんからの5月8日付のお便りをご紹介します。

「放送を久しぶりに聴きましたが、以前にもまして全体がソフトになった感じがしました。細かいことですが、番組と番組の合間に流れるブリッジ音楽がとても心地よく、いい感じでした。こういった細かやかな配慮は、聞いていて嬉しいものですね。番組後半の「ハノイ便り」も、興味深く聞かせていただきました。日本のようにほぼ単一民族から成り立っている国の国民には、少数民族が沢山いるという感覚が分かりにくいのですが、首都のハノイに住んでいる人たちにとっても、少数民族の伝統文化などは珍しいようですね。同じ国内といえども、色々な文化や風習が残っているのは興味深いですし、古くから伝わる伝統を次の世代へ継承していこうという意志が感じられて、頼もしいです。一口に「ベトナムの文化」といってもかなり奥が深いようですので、このあたりは今後も機会があるごとに番組を通じて紹介していってもらいたいと思います。」とのお便りでした。

ハーくりき・さん、お便りありがとうございます。私達の日本語放送を再びお聴きくださり、ご意見をお寄せくださりありがとうございます。

アン私達の日本語放送を通して、ベトナムの事をより深く理解できると信じております。「ベトナムの文化」についてどんどんお伝えしますので、どうぞお聴きくださいね。

ハーでは次に、福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さんからの5月27日受信のお便りをご紹介します。

「ベトナムでのサッカーの人気はいかがですか？又、ベトナムでは野球の人気はありますか？こちら日本では90年代半ばまでは圧倒的に野球の方が人気がありましたが、2002年日韓Ｗカップ以降サッカー人気はすさまじい勢いで伸びてます。」とのお便りでした。

アンほかむら・さん、お便りありがとうございます。サッカーのユーロ2012欧州選手権を観ていますか。この選手権はベトナムでは深夜に中継されていますが、私は、どの試合も見逃さず、徹夜して観ていますよ。

ハーベトナムでは、サッカーは最も人気のあるスポーツです。外国人がベトナムにきて、まず気付くのが、路上サッカーをよく見かけることでしょう。

アン早朝の路上で、あるいは広い空き地で、大人も子供もボールをけってゲームに興(きょう)じている姿はサッカーが国民的スポーツであることがよく分かるでしょうね。

ハーそうかもしれませんね。私の主人の会社では、男たちは15人規模の小さなサッカークラブを設けて、人工芝(じんこうしば)のサッカー場を借りて、約2時間に渡って毎週の火曜日の夜に、つまり、仕事の時間が終わってから、サッカーの訓練をします。そして、時々、他の会社のサッカーチームと親善試合を行ないます。