8月23日のおしゃべりタイム

2012年8月23日 | 15:12:20

ハーリスナーの皆さん、こんにちは、ハーです。

アンこんにちは、アンです。リスナーの皆さん、既にお伝えしましたように、今週の土曜日と日曜日、つまり8月25日と26日に、東京有明の東京ビッグサイトでハムフェア２０１２が開催されます。時間は１０時から１７時までです。日本短波クラブの展示ブースは、Ｊ－４５となります。

ハーこのブースで、ＶＯＶの記念品が提供されるほか、クラブの創立６０周年を記念する品物も提供されますので、どうぞ、行ってみたくださいね。

では、ここでお便りの紹介を始めましょう。始めに、岩手県もりおか市の・まつい・ひろゆき・さんからの7月25日受信のメールをご紹介します。
「久しぶりのレポートとなります。日本語放送のスタッフの皆様，お元気でしょうか。日本は梅雨も明け，これから夏本番で暑い日が続きますが，ベトナムは，暑いでしょうか。ラジオツアーガイドは，非常に楽しむことができました。フランスの方が道路を横断できないと言っていました。バイクと自転車が走っているので，横断が難しいということでしたが，そんなにたくさんの自転車やオートバイが走っているのでしょうか。一度見てみたいものです。また，色々な料理が楽しめるようですね。大変興味があります。」とのメールでした。

アンまつい・さん、メールありがとうございます。諸事情で紹介時間が1ヶ月ずれてしまい、申し訳ありません。現在、こちらでは、台風の影響で、雨の日が続き、涼しい日々です。

ハーまつい・さんは、ベトナムの交通事情にご関心をお持ちですね。ベトナムでは、バイクや自転車が主要な交通手段となっています。また、道が狭いため、バイクと自転車、そして車が入り混じって走っている道路が多いです。ですから、ベトナムを始めて訪れる外国人の方々は皆こうした光景にビックリするようですね。

アンそうですね。信号がある道路なら、簡単に横断できますが、信号ない所では、なかなか横断しにくいかもしれませんね。

ハーまつい・さんも、いつかベトナムを訪れて、チャレンジーをしてみてくださいね。

アン次に、滋賀県ひこね市の・にしざわ・かずひろ・さんからの７月１５日付けのお便りをご紹介します。
「ベトナムの声日本語放送スタッフの皆さん、今日は。
最近、日本のテレビ新聞ネットでは私の住む滋賀県の県都おおつ市での中学生男子いじめ自殺事件が大きく取り上げられています。いじめというものは昔から世界中にあったものでしょうが、今回の事件で自殺した被害者の少年は加害者の少年達から多大な暴力、金銭の要求、自殺の教唆などを受け、いじめを通り超した行為と言え、話を聞いて本当に心が痛みました。おまけに学校の教師が見ていて笑っていたということですから教育制度にも大きな問題があるのだと思いました。こういう問題は、全国のいたるところで起きているらしく、いじめ問題は日本の国や文部科学省もなくすためのよい対策をつくって欲しいと思います。
ところで、ベトナムの教育現場では、いじめ問題についてはどのように取り組んでいるのか教えてください。私はおそらくベトナムでは日本ほど深刻な問題にはなっていないのではないかと思うのですが、日本でいじめや他に校内暴力が置きだしたのは受験競争が激しくなった８０年代からでそれは受験競争のひずみではなかったかと思われます。ベトナムは今受験競争が激しくなっているようですから、こういういじめや暴力などが起きる兆候があるのではないかと思うのです。」とのお便りでした。

ハーにしざわ・さん、お便りありがとうございます。学校内でのいじめはどの国でもあるようですね。ベトナムでは、校内でのいじめに関する事件は具体的な統計が出されないものの、この間、メディアはいじめ問題について相次いで報道しています。

中学卒業試験

アンそうですね。いじめ防止対策については、学校と生徒と両親の三者連携が必要とされていますね。

ハーはい、ベトナムの幾つかの学校では、いじめ対策を取っています。

アン例えば、教師に対し校内でのいじめや、いじめ防止対策における自らの役割について深く理解させること。または、いじめをした生徒、または、生徒たちの母親、いじめられた生徒と情報交換や心理状況などを頻繁に行なうことなどです。

ハー次に、静岡県ふじえだ市の・おがわ・まさや・さんからの７月１９日受信のお便りをご紹介します。「ベトナムの声の皆様、こんにちは。こちら静岡は猛暑の毎日です。暑い日が続いています。こう暑い日が続くと体がだるくなってきます。ベトナムの昔からの暑さ対策はどのようなものがありますか?それと、ベトナムのアイスクリームはどのようなものがあるのでしょうか?かき氷系(ごおりけい)の物が多いですか?それともバニラクリームのようなクリーム系のものでしょうか?」とのお便りでした。

アンおがわ・さん、お便りありがとうございます。おがわ・さんのお便りも一ヶ月以上前になりますが、暑さはまだ続いているのでしょうか。

ハー夏が暑いベトナムでは、暑さ対策は色々ありますよ。エアコンや冷蔵庫が普及するようになっている現在とまったく異なって、昔は扇風機さえもなかったので大変でした。その上、停電の日ばかりでしたね。

アンですから昔の人々は、今の私たちより暑さに強かったですね。でも、昔の暑さは現在ほど暑くなかったようです。３５度を超す日はめったになかったそうです。気候変動により、気温が年々上昇しているせいかもしれません。

ハー昔の人々は、暑い日々には、体を冷やす食べ物、例えば、茹でアズキやタピオカ、レモンジュース、お茶の葉の茹で汁をよく飲みました。そして、食べ物は油ものでなくあっさりしたものばかりでしたね。

アンそうですね。外へ出かけるときは、上着を水で濡(ぬ)らしたり、頭には水につけてしぼったタオルを被ったりしたそうです。特に、農村部では、冷たい水を飲みたいとき、水を容器に入れて、井戸に数時間漬けて寝かせたそうです。

ハー家を建てるときにも、通風口を多くして、正門や窓を南向きにして家を建ていたそうです。さらに、屋根も藁で厚く葺いたそうです。

アン “人間の知恵”というものは素晴らしいですね。いかがでしたか、小川さん。

さて、ベトナムのアイスクリームについてですが、ベトナムでは、アイスのフレーバーは数え切れないほど豊富ですよ。ココナッツ、オレンジ、タロイモ、チョーコレート、緑豆味などアイスキャンデー、ソフトクリームタイプなど様々ですね。

ハー暑い夏に、冷たいものを頂けるのは最高ですね、その他、スイカ、マンゴー、パパイヤなど、果物を一緒盛りにした上に、削った氷にいちごシロップと練乳がたっぷりかけて、まるで特製かき氷のようですね。氷の粒が粗く、日本のかき氷のようにさらさらでないのがベトナム風で、アイスクリームと同じ様に暑さ対策として好まれていますね。

アン次に、愛知県とよた市の・とくいずみ・しょうへい・さんからの8月10日受信のメールをご紹介します。「日本には水で濡らすと冷たくなるタオルが熱中症対策で流行していますが、ベトナムでは流通していますか。あったら使ってみたいですか。」とのメールでした。

ハーとくいずみ・さん、メールありがとうございます。熱中症対策の効き目があるタオルって、どんなものでしょう。しりたいんですね。ベトナムではそいうものありません。

アン私は、東京支局として日本に滞在した頃に、そのタオルを使ったことがありますよ。日本では、寒さ対策、暑さ対策向けの物は一杯あります。

ハーいいことですね。人間の健康を護るために、そんな細かいことにまで気を使うなんて、本当に素敵ですね。それらのものがハノイ市内にある日本製品の販売店で売られるかどうかこんど調べに行きましょう。あれば使ってみたいです。

アン次に、静岡県静岡市のもりもと・たつや・さんからの7月27日受信のお便りをご紹介します。「日本語放送のスタッフの皆様、こんにちは。ハノイはハスのシーズンとのこと。日本でもハスを見ることはありますが、決して数が多いわけではありません。レンコンは良く食べられていると思います。放送で紹介されていたハスの実のアンズとはどんな食べ物なのでしょうか?日本では7月の終わりから8月にかけて、あちらこちらで花火大会が催されます。ベトナムではこういった催しはあるのでしょうか？」とのお便りでした。

ハーもりもと・さん、お便りありがとうございます。もりもと・さんがおっしゃる蓮の実の食べ物は「蓮の実のぜんざい」のことです。蓮の実は柔らかくなるまで煮込み、砂糖をまぶした食べ物です。

蓮の実のぜんざい(Che sen)

アンこの蓮の実の飲み物は冷やしてもさらに美味しいですね。ベトナムのお年寄りたちはよい睡眠がとれるようによくこの飲み物を用います。