ハノイ市の慈善グループの様々な活動

(VOVWORLD) -2021年初頭の数日間、ハノイ市内 市内の多くの慈善グループは、市内に住む恵まれない人々への支援活動や、北部山間部での学校建設などを行うことで、慈善活動を継続しています。
ハノイ市の慈善グループの様々な活動     - ảnh 1

ホームレスの人たちを主に支援する「アム(Am)」というグループの担当者ブ・チュン・アンさんによりますと、新型コロナの蔓延でホームレスの人たちへの食料供給は影響を受けているようです。

(テープ)
「私たちは、一週間ごとにホームレスの人たちの元に来ます。疫病の影響で、乾燥食だけを配りました。乾燥食は、一週間または半月の長期保存できるからです。その他、薬を必要とする人にも支援しますよ。」
小さなプレゼントですがその中には、駅構内やバスの停留所構内、あるいは市場などに宿を求める人々に対する支援者の心を込めた感情と分かち合いがあります。
ホームレスの人たちは次のような感想を述べています。
(テープ)
「食べ物などの保存食の配給をうけて、心が温かくなり、嬉しく思っています。」
「皆さんは私を色々と支援してくれ、孤独とは感じませんでした。さらに、さらに元気になりますよ。今後も引き続き、薬などをもらいたいのです。」
「支援者たちは、毎月、あるいは毎日のように、私たちの所へやって来て笑顔で支援してくれていますよ。」
ハノイ市の慈善グループの様々な活動     - ảnh 2

一方、「秋のお粥」というグループは、週に3回、ハノイ市内にある11カ所の病院の入院中の患者3千人あまりにお粥を作って、無料で配りました。しかし、新型コロナウイルスが蔓延してから、こうした活動は一時的に中止せざるを得ませんでしたが、身体の不自由な人や困難な状態にある患者へのプレゼントの分配活動を維持しています。

グループの担当者ルオンさんは次のように語っています。
(テープ)
「私たちは、今年中に、北部山間部ソンラ省にある幾つかの学校や、中部クアンビン省で水害に強い家を建設する予定です。従来の慈善活動を維持したいと願っています。」
他方、「タム・ヒエウ・トオン」グループの担当者スオンさんは、北部タイグエン省で一カ所の学校の建設経費を募るため、他の支援者と連携して、音楽会を開催すると明らかにしました。スオンさんとグループの仲間たちは、山間部在住の子どもの為に、複数の橋や、学校を建設したいという夢を抱いているようですから。
(テープ)
「この生活では、最も貴重な財産は人と人との気持ちのふれあいであるかもしれません。誰もが、多くの気持ちを受けたいからです。自分が人からの気持ちを受けたいなら、自分の気持ちを人々に与えてください。沢山の感情をあげればあげるほど、更なる多くの感情を受けるはずです。」
社会的弱者や生活上困難な人々への支援活動は、彼らが困難を乗り越えるための原動力であり、精神的なアドバイスとなっています。

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