Inocityプログラムは外国に住んでいる若いベトナム人知識人・専門家によるネットワークを作り、彼らの知恵を活用して国の発展に役立つアイデアや提案を出すことが狙いです。組織委員会によりますと、Inocityプログラムを発動してからわずか1年後、約150件の応募プロジェクトがあったほか、世界各国に在住している若いベトナム人知識人・専門家400人余りによるネットワークが作られました。

Inocityプログラムに応募したスマートシティ分野のプロジェクトを行った韓国在留ベトナム学生協会の担当者ド・スアン・ハさんは次のように話しました。

（テープ）

「このプログラムは、私たちにとって本当に有意義なものだと思っています。近い将来、それらの研究プロジェクトが承認されることを望んでいます。」

一方、オランダ在留ベトナム学生協会のブ・トァイ・サン会長によりますと、InnoCityプログラムは世界各国在住ベトナム人のインベンション・イノベーション生態系の架け橋としての役割を果たしており、ベトナム人のイニシアチブを世界に普及させることに寄与しています。

サンさんは現在、InnoCityが各国に住んでいるベトナムの若者の間に日増しに繰り広げられていると明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「私たちは欧州に在留している若者に国の発展事業に貢献できるようチャンスを作り出したいと思っています。現在、このプログラムは欧州で展開されるだけでなく、他の国や国内にも広がっています。ですから、国内外の青年たちの技術科学研究活動が活発に行なわれています。彼らはいずれも国の発展に貢献したがるでしょうね。」

今年、このプログラムは、若者を対象にスタートアップ・インベンション・イノベーションの推進を目指して一連の活動が行われ、その中で国の持続可能な発展に関する研究があります。

サンさんは次のように語っています。

(テープ) 

「これから、InnoCityはより質の高いプロジェクトを募集する計画です。また、これらのプロジェクトに投資をさらに誘致したいと思っています。現在、このプログラムを通じて、インベンション・イノベーション・スタートアップ生態系の諸活動を効果的に結び付け、ベトナムの建設発展事業にさらに貢献することが狙いです。」

『ベトナムのヤング・イニシアティブ』というプログラムは、知識とリソースの架け橋としての役割を果たし、世界各国に住んでいるベトナム人の若者のイノベーションとイニシアチブを活用し、彼らにベトナムの発展と繁栄への貢献を働きかけています。