(VOVWORLD) -今回のワクチン接種を実施するため、ホーチミン市の医療部門は、市内にある550あまりの公立病院、私立病院、医療センター、疾病対策予防センター、診療所などのスタッフを動員し、1000の接種チームを発足させました。
新型コロナウイルス感染症が複雑に流行している背景の中で、ホーチミン市の医療部門は、7日以内に、83万6000回分のワクチン接種を実施するため、5000人あまりの医療従事者を動員しています。これらの医療従事者らは、感染者の追跡を負担したほか、ホーチミン市における過去最大規模のワクチン接種キャンペーンに力を入れています。
今回のワクチン接種を実施するため、ホーチミン市の医療部門は、市内にある550あまりの公立病院、私立病院、医療センター、疾病対策予防センター、診療所などのスタッフを動員し、1000の接種チームを発足させました。それぞれのチームには少なくとも5人がいます。それらは、スクリーニング検査担当医1人、ワクチン接種担当者2人、医師と看護師がそれぞれ一人ずつ注射後の反応の監視と処理を担当します。
今回のワクチン接種運動に派遣者が一番多いワクチンセンターのブイ・キム・カインセンター長は、「ホーチミン市の医療局からの文書を受けが翌日に、私たちは、100の接種チームを発足した。今回のワクチン接種キャンペーンに350人の医療従事者を派遣している」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「350人の医師と看護師は全員が、2回分の新型コロナワクチンを接種しました。また、彼らは安全な接種訓練を受け、3月8日からの新型コロナワクチン接種キャンペーンにも参加したことがあります。」
トウドウック市医療センターのブ・キム・ホア医師によりますと、大規模な接種キャンペーンは、安全な接種の手順を遵守しなければなりません。接種前のスクリーニング検査から、健康診断、接種後の健康観察までは厳格に遵守されます。
(テープ)
「接種後の一週間と2週間以内に、異常があった場合は、QRSコードを調べ、予防接種チームに連絡して、アドバイスやガイダンスを受けることが出来ます。」
ホーチミン市内の 企業や、輸出加工区、工業団地は、疫病対策を厳格化する一方、労働者に対し新型コロナワクチン接種の効き目などを宣伝しています。
FPTグループのグエン・バン・コア総裁は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは、労働者に疫病対策を案内したり、ワクチン接種の効果について宣伝してきました。これは、仕事を維持し、会社の継続的な運営を維持するのに役立つ効果的な手段です。」
統計によりますと、ホーチミン市には、ワクチン接種の優先対象者数は238万5000人余りがいます。また、同市は、年末までに、市民の3分の2が接種を受ける方針です。