クアンニン省における農村電化


クアンニン省における農村電化 - ảnh 1
僻地への電柱を輸送

北部クアンニン省は山間部でありながら、海と島に恵まれ、居住地が点在していますが、現時点で、省内の全ての僻地、離島に至るまでは電気網が整備されるようになりました。このことは、クアンニン省における経済社会の持続可能な開発に寄与すると期待されています。

1998年~2013年期の農村電化プロジェクトを実施する際に、クアンニン省は、2004年に、全ての村に電気を敷設させたことで、同プロジェクトを9年前倒しで完成させました。この結果、本土では、変電所が建設されました。また、島にある村は、ディーゼル発電機、あるいは太陽電池で電気を使用するようになりました。山間部にあるビンリエウ県リュックホン村に住むレ・ティ・ハイさんは次のような感想を明らかにしました。

(テープ)

「電気網がここまで敷設されるようになるとは、信じられませんでしたよ。まるで夢のようです。以前の困難な生活はこれから変化するでしょう。」

国家の電気網を敷設することは、クアンニン省における農業生産活動のみならず、加工産業、裾野産業などの発展に役に立っています。クアンラン島に住むド・バン・ティエンさんは次のように語りました。

(テープ)

「以前、電気がなくて、大変でした。日常生活や生産面では何もかも発電機に頼っていました。今は、電気があって、皆はとても喜んでいます。」

農村電化プロジェクトを完成した後、クアンニン省は、島内の全ての県に電気網の敷設を実現することにしました。同省は、2013年と2014年に、コト島とバンドン島への電気網敷設プロジェクトを実現しました。この結果、国家電気網の使用率は99.45%にのぼりました。クアンニン省電力会社のブ・ディン・タン副社長は次のように語りました。

(テープ)

「クアンニン省の電力会社は、全国各地に先駆けて、2012年に僻地や山間部への電気網の敷設を完成させた他、島に至るまで22KV (キロボルト)送電電圧を敷設した最初の会社となっています。クアンニン省の成功に次いで、他の地方は同様のプロジェクトを実施しました。これは、クアンニン省電気部門にとって誇りだと思います。」

電気網が敷設した僅かな間に、現地の農村部はすっかり変更してきました。経済が発展し、住民の精神的生活は向上されるようになりました。

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