昨年末、南部ハウザン省ガバイ町は新農村の基準を達成した首相の決定を授与しました。これは、ハウザン省県レベルとして、最初の首相決定となります。授与式で発言にたった新農村作り国家目標プログラム指導委員会委員長を務めるブ・バン・ニン副首相は次のように語りました。

(テープ)

「ガバイ町は、陸路、水路の玄関口の役目を効果的に活用して、高い成果を収めてきました。現在、県内の全ての村が新農村の基準を達成しました。これは、ガバイ町を始めとするハウザン省の党委員会、行政当局、省民の光栄と誇りです。」

5年前に、ガバイ町のダイタイン村、タンタイン村、及びヒエップロイ村は新農村作りを試験的に行う村として選ばれました。その3年後、ダイタイン村は、この3つの村の中に早めに新農村の基準を達成しました。ガバイ町の新農村作り過程について、ハウザン省人民委員会のグェン・リエン・コア元副委員長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「最も重要なのはガバイ町が新農村作りプログラムをきちんと実現させしてきたということです。行政当局の幹部は住民側で行動したため、住民からの賛成を得ていました。その結果、ガバイ町は早期に新農村の基準を達成したのです。」

ガバイ町は、新農村作り過程において、労働力の減少を目指すため、農作業を機械化させると共に、生産に先進的科学技術を導入し、それぞれの村や居住地は独特な製品を持つ」という「一村一品」プログラムを効果的に実現してきました。これに従って、ダイタイン村とタンタイン村はオレンジの栽培に相応しい土壌に恵まれていたのでオレンジ栽培、栽培技術の訓練、疫病の予防対策を集中的に行いました。同村は、「ガバイのオレンジ」という商号を登録すると同時に、住民の生産活動への支援活動を実現してきました。

ダイタイン村に住むル・バン・ムンさんは次のように語りました。

(テープ)

「オレンジ栽培による収入は稲と比べ30倍も増えましたよ。現在、私たちの生活は前より楽になってますよ。昔のような困難状況は存在しなくなりました。」

ガバイ町は、今後も、新農村の基準を堅持すると共に、その質の向上に取り組んでゆきます。そして、同時に、経営生産活動の効果を向上させ、共同生産組合の完備を進めています。