バクソン村の新農村作り

北部クァンニン省、モンカイ県、バクソン村では新農村作り運動が活発に行われており著しい成果を収めています。この村にはザオ族をはじめ、サンチ、ホアー、タイなどの各少数民族を含める400戸の世帯があるだけですが農地の面積は5万ヘクタールにのぼります。中国との国境線をもつこの村は、新農村作り運動展開当初は様々な困難に直面しました。

バクソン村の新農村作り - ảnh 1

山岳地帯の一部であるこの村は棚田が多いので農業機械化の実施も極めて難しく、水利施設も不十分です。ですから、コメの生産高はまだ低いです。農業発展現状を把握したバクソン村の行政府は住民が丘を生かして植林することを奨励するとともに、少数民族の農民を対象に、工業作物栽培訓練コースを開いています。バクソン村に住む農民ザン・ア・シンさんは次のように語りました。

「テープ」

「当初、我が村の農民は荒地を開墾して、そして植林を行っています。現在、我々はケオという木を栽培しています。この木は8年間に植えられ、木材加工のために使われます。この植林することで一つの丘だけでおよそ5千万ドン(約25万円で)の収益を得られます」。

新農村作り運動を効果的に実施するため、バクソン村の行政府は地元の農民に対し、家畜品種改良に関する訓練コースを開いています。特に、モンカイ県の豚やランソン省の家畜用の猪の品種は国内では有名になっています。そのほか、ランソン省の猪を飼っているホー・ティ・ウエィさんは次のように語りました。

(テープ)

「私は2億ドンを投資しました。1年後、毎年の売り上げは1億ドンに達しています」

一方、バクソン村人民委員会のグェン・バン・ホァン委員長は次のように語りました。

(テープ)

「我が村は中国との長い国境線に接していますが、安全保障が確保されています。ですから、村の人々は安心して、家庭経済を発展させています」

山岳地帯にあるバクソン村はまだ貧しいですが地方行政府と住民は団結して、故郷建設事業に力を入れています。現在、この村の収入は年平均で4千万ドンで、

新農村作り運動の19の目標の内の8の目標を達成しました。村の幹部らは常に新農村作り運動を住民に宣伝しています。村の農民一人一人はこの運動の大きな意味を把握した上で、故郷を美しくするため、全力をあげて取り組んゆくことでしょう。

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