ハーザン省のメウバク県はベトナム北部山岳地帯にある貧しい地方ですが、新農村作り運動において大きな成果を収めてきました。特に、メオバク県、タルン村はこの運動のモデルとなっています。村の道路は3年前に舗装され、文化会館も建設されました。住民の生活は新農村作り運動のお陰で、著しく改善されました。
タルン村は新農村作り運動の19目標の中の8目標を達成しました。村の新農村作り運動管理委員会のホンミシン委員長は新農村作り運動は住民の支持を得ているので、トウモロコシ栽培、豚や鳩や牛の飼育プログラムが順調に展開されています。2014年の一人当たり年収は6百万ドンでしたが2015年は8百万ドンになる見通しであると明らかにしたホン・ミ・シン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「新農村作り運動が始まったころ、大きな困難に直面していましたが住民からの支援を得て、順調に展開されてきました。住民は自分の土地を自発に提供したほか現金でも支援してきました。また、村の指導部は新農村作り運動の意味を積極的に宣伝したので新農村作り運動はそんなに大きな成果を収めてきました」
メオバク県は新農村作り運動を開始して、4年が経ちました。これまでに、12目標を達成した村の数は1箇所、10の目標を達成した村の数は2箇所、6の目標を達成は14箇所になりました。メオバク県党委員会のハウミンロイ委員長は「新農村作り運動は当初、多くの困難に直面しましたがインフラ整備と宣伝啓蒙活動のお陰で、著しい成果を収めたと明らかにしました。ハウミンロイ委員長は次のように語りました。
(テープ)
「わが県の指導部は新農村作り運動の大きな意義を十分に認識しているので、貧困解消事業並びに山岳地帯に住む少数民族の人々の生活レベル向上を重視しています。特に、我々は政府の予算を生かして、新農村作り運動への貢献を目指す様々なプログラムを効果的に実施してきました。」
メオバク県は新農村作り運動に関する宣伝活動を効果的に行なったほか、住民一人一人からの意見を集約して、住民の願望に見合うように農村の顔を変える様々な活動を行なってきました。さきほどのハウミンロイ委員長は次のように語りました。
(テープ)
「全ての住民が新農村作り運動の意味を理解するため、我々の幹部たちはこの運動の内容を詳細に説明する必要があります。村の幹部一人一人の宣伝活動を通じて、住民は新農村作り運動に積極的に参加するようになりました。」
ハザン省メオバク県の指導部は収めてた成果に満足せずに、山岳地帯、遠隔地に住む少数民族の人々に宣伝啓蒙活動を更に強化する予定です。同県の農村の顔は年々を追って、変貌を見せており、国の工業化、近代化事業に大きく寄与していることでしょう。