外国へ出荷されるドンタップ省の農産物

ドンタップ省はベトナム南部メコンデルタ地域にある地方で、ベトナムの大きな果物産地としてよく知られています。特に、ドンタップ省、チョウタイン県で栽培されるマンゴーと竜眼はアメリカ、日本、韓国、中国の各国市場に大量に輸出されています。ドンタップ省の様々な果物が外国スーパーマケットで販売されるのはこの省の誇りとなっており、価値の高いブランドフルーツを生産できるように全力を挙げて取り組んでいます。

外国へ出荷されるドンタップ省の農産物 - ảnh 1

ドンタップ省、チョウタイン県、アンニョン村に住む農民、ホ・バン・ソンさんは長年、輸出用竜眼を栽培しており、大成功しています。

彼の竜眼畑は「竜眼の王国」と呼ばれています。数年前に、外国向けの竜眼輸出は極めて困難でしたが現時点にドンタップ省の竜眼製品は多くの厳しい市場で好評を得るようになりました。先頃、「イドル」というブランド名を持つ竜眼150トンがアメリカに輸出されたばかりです。ホ・バン・ソンさんによりますと、外国向けの輸出目標に向けて、商品としての竜眼製品はとりあえず、VIETGAP(Vietnamese Goods Agricultural Practices)と呼ばれるベトナム安全農産物生産プロジェクトの基準、そして、グロバールGAP 欧州の大手スーパー等の大手小売が独自に策定していた食品安全規格を満たす必要があります。アメリカ動植物検疫所はドンタップ省、チョウタイン県で竜眼を生産する17世帯の農民家庭に対し、竜眼輸出許可書を発給しました。ドンタップ省、チョウタイン県の竜眼栽培協同組合のチュォン・バン・ロイ会長は次のように語りました

(テープ)

「我が協同組合の会員はアメリカのグロバールGAP基準に従って、竜眼を生産しており、成功しています」

これまでに、ホーチミン市の企業を通じて、チョウタイン県の竜眼栽培協同組合はアメリカに300トンの竜眼を輸出してきました。アメリカ向けの竜眼輸出量は週平均で10トンに達します。ドンタップ省の商工局のファン・キム・サ副局長は次のように語りました

(テープ)

「我が省の竜眼製品はアメリカ市場にスムーズに進出しています。今後、ほかの厳しい市場に輸出されるよう期待しています」

ドンタップ省、カオライン県のマンゴーはベトナム南部メコンデルタ地域の特産品であるだけでなく、外国に大量に輸出されています。「カッチュ」というマンゴーのブランドは日本、韓国、台湾などの各市場で知られるようになっています。ドンタップ省、カオライン県のマンゴー栽培協同組合のフィン・タイン・バ副会長は次のように語りました

(テープ)

「我が県内でのマンゴー生産量の70%は輸出されており、残りの30%は国内各地に出荷しています。カオライン県の農民は自分のマンゴー畑の潜在力を生かして豊かになっています」

現在、マンゴー栽培協同組合の数は2箇所で、マンゴー栽培面積は数百ヘクタールにのぼっています。こうした成果により、「カッチュ」というマンゴーのブランドは多くの国で知られるようになりましょう。ドンタップ省、カオライン町のマンゴー栽培協同組合のグェン・バン・チ会長は次のように語りました

(テープ)

「ベトナムは国際経済に強く参入しています。カオライン県のマンゴーも多くの国で段々知られるようになっています。」

ドンタップ省はマンゴーと竜眼を外国に輸出するだけでなく、レモンと赤いドラゴンフルーツも輸出しています。ドンタップ省の指導部はVIETGAPとグロバールGAPの基準に従って持続可能な農業発展を目指す優遇措置をとっており、外国向けの様々な農産物製品作りのために全力をあげて取り組んでいます。

ご感想

他の情報