党大会で発表しているチョン党書記長・国家主席

第13回党大会の閉会式で発言に立ったグエン・フ・チョン党書記長・国家主席は、第13回党大会決議を実行に移す決意を強調し、次のように語りました。

（テープ）

「党大会決議を早めに実行に移し、大会で出された決定を、大会のものではなく、実際のものにしなければなりません。大会決議の展開が社会に豊かさを、国民に幸福を与えるかどうかは大会の本当の成功です。」

チョン氏がこのメッセージで国民に豊かさと幸福を与えるということは、この91年ベトナム共産党が目指している最高の目標です。生前、ホーチミン主席は、「この空に国民ほど尊いものはない。この世界に国民の団結ほど尊いものはない」と語りました。こうしたホーチミン思想を活動方針にするベトナム共産党は、国民の幸福を最高の目標に、国民の団結を最大の力にすることにより、かつての民族解放事業と現在の発展事業で多くの大きな成果を収めています。そのため、第１３回党大会が引き続き、この活動方針を堅持したことは国民の好評を得ています。

（テープ）

「（男性）私は党員でありながら、国民でもあります。党大会決議の中で最も好きな内容は「国民が享受する」というものです。これは、党のすべての活動や計画は国民が享受するためのものです。」

「（男性）国民は国の基なので、国民の信頼があれば、全てを実現することができます。そのため、国民のためにという方針を堅持すれば、党建設と国づくりは成功するはずです。」

今大会の決議に盛り込まれた「国民は監視する・享受する」という内容は人民各層の大きな歓迎を受けています。中央理論評議会のフン・ヒュー・フ副議長は次のように語りました。

（テープ）

「国民が享受するという内容は弁証法的です。市場経済では、利益は重要な原動力ですから。しかし、利益の面で調和をとれることもとても重要です。国民が豊かさを作り出すので、その豊かさを享受することは当たり前のことです。これは、社会の発展にとって重要な原動力です。」

第13回党大会のこうした決議は全国各地で精力的に展開されています。ベトナム中部ハティン省は大会直後、大会決議を展開するための行動計画を立てました。ハティン省人民評議会のホアン・チュン・ズン議長は次のように語りました。

（テープ）

「今大会の雰囲気を受け継ぎ、大会決議の展開をしています。それぞれの地方や部門の現状に基づいて大会決議を精力的に展開しています。これは、国民の物心両面での生活改善、及び、ベトナムのさらなる発展を目指しています。」

国民の信頼はベトナム共産党の価値を測るものです。そのため、ベトナム共産党は常に、国民の幸福を最高の目標にして行動しています。