党の路線確定に国民の知恵を集める

(VOVWORLD) -これは、全党・全軍・全国民の知恵を絞るものであり、文献草案で出された方向と戦略に対する賛成でもあります。その意味で、文献草案は、全党・全軍・全国民の一致の現れであると言えます。
党の路線確定に国民の知恵を集める - ảnh 1 第12期ベトナム共産党第13回総会の様子(dangcongsan.vn

2020年10月20日から、国内外在住のベトナム人たちは、来年の第13回全国党大会に提出される文献草案への意見収集に参加することが出来ます。これは、全党・全軍・全国民の知恵を絞るものであり、文献草案で出された方向と戦略に対する賛成でもあります。その意味で、文献草案は、全党・全軍・全国民の一致の現れになると言えます。

今回の文献草案には多くの新しい点と重要な項目があるようです。中央理論評議会副会長のフン・ヒュウ・フー博士によりますと、草案の新たな点は、指導思想や目標確定などに表されています。具体的には、経済、文化社会、国防安全保

党の路線確定に国民の知恵を集める - ảnh 2        フー氏
障、党建設、政治システムに関する基本的発展方向が出されたと言うことです。

(テープ)

「新たな点を加える理由としては、現在の状況には多くの新しい課題が出たからです。また、私たちは、35年間にわたって実施された国のドイモイ刷新の経験と教訓を積んできたからです。さらに、我々は、世界の発展動向や、成功体験などにアクセスできるようになったからです。」

第13回党大会に上程される文献の草案は、第12回党大会決議だけでなく、社会主義への過渡期における国家建設に関する綱領の実施10周年、1991年綱領の実施30周年の実施状況を評価します。今後の任務について、草案は、5カ年、10カ年の目標、方向を提出するだけでなく、2045年までのビジョンを出しています。また、第11回、第12回党大会が採択した「3つの戦略的突破口」は維持されますが、今回の草案は、新たな発展段階に見合うように、それらの戦略的突破口を具体化させています。

中央理論評議会元会長のディン・クアン・ティ博士は次のように語っています。

(テープ)

「ベトナム共産党第13回大会の特徴は、国と党の重要な節目に関連します。そのわけで、それの目標を達成するためには、2021年~2025年期に、それぞれの現実的な目標を明確に特定する必要があります。 これは、2030年の目標設定を目指す前提となります。2030年までの目標は、2045年の目標設定に向かう前提でもあります。そこで、それらの目標の確定は細心の注意を払って慎重であることが必要とされます。」

党の見解は、文献を詳しく、周到に準備するということです。そこで、この2年間にわたる草案の作成は、細心の注意を払い、厳粛な精神、系統的、科学的に行われてきました。

第13回党大会に提出される文献草案を公表、討議することや、国民の意見集約を行うことは、第13回党大会決議の実施を成功させるための全党、全国民、全軍の決意を示しています。これはまた、「国民を根源にする」というベトナム共産党の見解を改めて強調することです。

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