(VOVWORLD) - チョン書記長によりますと、内政部門は、国の独立・主権・領土保全、国民と党の保護、国家と社会主義的制度の保護、国防・安全保障・社会秩序の確保、犯罪防止対策、人権保護、国益保護、健全な政治システム構築などにおいて、重要な役割を果たしています。
グエン・フ・チョン党書記長 |
既にお伝えしましたように、15日、ハノイで開催された第13回ベトナム共産党全国代表大会の決議を展開する内政部門の全国会議で、グエン・フ・チョン党書記長は講演を行い、その中で、内政分野に携わる各機関に対し、「『人民は国の根元』という思想を貫徹し、人民との緊密な関係を維持し、人民を国の建設発展防衛事業の中心にし、人民の幸福を自らの目標にする必要がある」と強調しました。
チョン書記長によりますと、内政部門は、国の独立・主権・領土保全、国民と党の保護、国家と社会主義的制度の保護、国防・安全保障・社会秩序の確保、犯罪防止対策、人権保護、国益保護、健全な政治システム構築などにおいて、重要な役割を果たしています。
内政分野に携わる幹部・職員はそれらの事業の先頭に立つ先鋒隊とみられています。そのため、内政部門とその幹部・職員は自らの役割・責任を十分に認識し、絶え間なく心身練磨をし、「法の支配」という精神を掲げ、法律に従って自らの職権を行使する必要があるとしています。
国内外の情勢が複雑に推移する中で、内政部門は現状を正しく分析・評定するとともに、国益や、民族の利益、政治安全保障、社会秩序を脅かすものを適時に発見し、党と国家に対し、具体的な対応・解決策を提案するという任務も担っています。
その任務が複雑で重いことから、内政分野に携わる各機関とその幹部・職員らは団結を強化し、関連各機関との連携を緊密化させ、活動の効果向上に力を入れなければなりません。特に、内政分野に携わる幹部・職員らにとって、「人民が国の根元」という思想を貫徹し、国民と党に忠誠を誓い、道徳性と知識・能力を絶え間なく高めることは重要な意義があるということです。
チョン書記長は「人民が国の根元」というホーチミン主席の思想を強調したうえで、「司法活動も含む内政部門のあらゆる活動は国の独立・主権・領土保全、国民と党の保護、国家と社会主義的制度の保護、国防・安全保障・社会秩序の確保、正義の保護、人権・公民権の保護、国益保護などに集中しなければならない」と語りました。
また、「あらゆる状況においても、内政部門とその幹部・職員は、国を保護し敵対勢力に対抗するための鋭い武器として、党と国民が託する任務を全うし、党・国家・国民の信頼に値するよう」訴えました。
内政部門が今後も、国民と密接に結びつき、国民を国の刷新事業と発展事業の主人公と見なし、国民の幸せを自らの目標と見做していくことが期待されています。