国民の偉大な力と党の優れた指導能力を立証する八月革命
(VOVWORLD) -1945年8月のわずか10日間で、党は全国民を指導し、およそ1世紀にわたり存在したフランス植民地主義者の支配と封建制度に終止符を打ちました。その直後、東南アジア初の民主共和国を誕生させました。
1945年9月2日に、ホーチミン主席がベトナム民主共和国の誕生を告げる独立宣言を読み上げた様子。(hanoimoi.com.vn撮影) |
1945年の8月革命とベトナム民主共和国の誕生はベトナム民族に歴史的な転換点を作り出しました。また、国民の偉大な力とベトナム共産党の優れた指導能力を立証するものと評されています。あらゆる時期において、ベトナム共産党は全国民の力を活用し、国を勝利から勝利へと導いてきました。現在もなお、8月革命から受け継いだ教訓は価値が保たれています。
1945年8月のわずか10日間で、党は全国民を指導し、およそ1世紀にわたり存在したフランス植民地主義者の支配と封建制度に終止符を打ちました。その直後、東南アジア初の民主共和国を誕生させました。当時、党員の数はわずか5000人しかいませんでした。労働者・農民・知識人を中心にする民族大団結はその偉大な勝利の決定的な要素とみられています。
これに関し、中央理論評議会のホアン・チ・バオ教授・博士は次のように分析しています。
(テープ)
「8月革命は民族大団結による偉大な力を示す典型的な例といえます。国民の愛国心を発揮させることは貴重な伝統的価値であり、ベトナム民族の偉大な力を作り出すものです。特に、その革命から、国民の権力による政権が誕生しました。」
8月革命において、ホーチミン主席をはじめとするベトナム共産党は重要な役割を担い、決定的な時点に正しい措置を出しました。また、それぞれの党員は高い責任感があり、自らの任務を立派に果たしました。
ベトナム共産党の雑誌「タップチコンサン(雑誌共産)」のヴ・クアン・ビン元副編集長は次のように述べています。
(テープ)
「党の指導能力についてですが、党は機会を掴み、適宜の措置をとりました。重要な教訓は、党の路線を貫徹しそれぞれの活動に適切に適用することです。また、正しい決定を出すために国内外の情勢を見守ることも重要です。これらは革命の勝利を決定する要素です。」
一方、ハノイ国家大学のゴ・ダン・チ博士は「今日の国の発展事業においても、党の指導的役割に関する教訓を生かしていく必要がある」との見方を示し、次のように語りました。
(テープ)
「党の設立や、8月革命、国の独立を守るためのフランス植民地主義者、および、アメリカ帝国主義者との2回の闘い、今日のドイモイ事業。これらは誇るべきことであり、党の優れた指導能力と国民の知恵などを示しています。今後も、その価値を発揮していく必要があります。」
設立されてからこの91年間、党のあらゆる活動もベトナム民族の発展に密接に結びついており、国民の幸福を目指しています。そして、今後も、ベトナム共産党は8月革命から受け継いだ教訓を生かしてドイモイ事業を指導し、国とともに発展していくでしょう。