公表式で本を見ている代表

この本は第13回党大会の文献を準備してから現在までチョン書記長が執筆した29件の記事とスピーチを集めたものです。これらの本は政治、経済、党建設、国防、安全保障、外交などの分野における社会主義のコアな価値を紹介しています。

本書の中で、チョン書記長は、ベトナムの発展防衛事業で実際に起きた多くの課題について質問を出し、その中で、「社会主義は何か」、「ベトナムはなぜ社会主義を選んだのか」、「どのようにしてベトナムで社会主義を建設するのか」などの質問に集中的に回答しました。説得力が高い説明で、チョン書記長はベトナムが目指す社会主義について次のように語りました。

「ベトナム人民が目指す社会主義を志向する社会は、「豊かな民、強固な国、民主的かつ公平な文明的社会」であり、人民が主人公となる社会でもある。こうした社会は、近代的な生産力とそれにふさわしい生産関係により、進んだ経済を持つとともに、民族色豊かでかつ近代的な文化により、人間が全面的に成長できるような環境の中で豊かで自由な生活を送るというものである。また、各民族は平等・団結・相互尊重の原則で共存し、互いに支援し合う。そして、ベトナム共産党の指導の下にある社会主義法治国家は人民の、人民による、人民のための国家であり、世界各国との友好協力関係を持つ国家でもある。」としています。

他の質問に答えた際、チョン書記長は理論的にも実践的にも詳しく分析し、ベトナムの政治・経済・外交・国防・文化・社会福祉・民族大団結などを一つ一つ明確にしました。それを基盤に、ベトナムで建設される社会主義は読者がわかりやすくなるようなものとなっています。

本書の中で、チョン書記長は、ベトナムが選んだ道のりは正しいものであるが、多くの試練と困難に直面するであろうと指摘しましたが、ベトナム共産党の指導の下、その事業は必ず成功するとしています。

チョン党書記長のこうした著作は、ベトナムの人々に社会主義建設への確信を与えることでしょう。