第13期党中央第8回総会 多くの重要な課題を検討・決定

(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、2日午前、ハノイで、第13期ベトナム共産党中央委員会第8回総会が開幕しました。開幕式で発言に立ったグエン・フー・チョン党書記長は、この総会は多くの重要な課題を検討・決定するものであり、これらは今から任期末までの第13期党中央執行委員会の政治任務を完了するために非常に重要であると強調しました。
第13期党中央第8回総会 多くの重要な課題を検討・決定 - ảnh 1グエン・フー・チョン党書記長

2023年と2024年の社会経済と国家予算に関する課題について、チョン書記長は、党中央委員会に対し、2023年の特徴を徹底的に議論・分析し、その中で達成された成果、残された問題と弱点を明確にすることに集中するよう要請しました。同時に、その原因と教訓を指摘し、真に客観的かつ包括的な精神をもって、今から 2023 年末と 2024 年の状況を予測する必要があるとしています。チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「総会は、年末までと2024年の開発事業に関する観点や指針、全体的な目標、基本的かつ重要な指標、そして主要な課題とその解決策を明確かつ正確に決定する必要があります。その中には、2024 年 7 月 1 日に適用される新しい給与制度があります」

2012年~2020年における社会政策に関する第11期中央委員会第5回総会決議のこの10年間の実施状況について、チョン書記長は、この10年、社会政策の展開は多くの重要な成果を収めてきたものの、社会政策は持続可能な開発の要求に応えられていないのが現状であると指摘しました。そのため、今総会は集中的に討議し、社会政策の質とその効果を高めるために、党の観点や指針、そして、その任務と主要な解決策を見出す必要があると求めました。

民族大団結の発揮に関する第9期党中央委員会第7回総会決議のこの20年間の実施状況について、チョン書記長は、民族大団結の発揮に関する新しい決議を発布することの必要性を強調し、「豊かな国民、強固な国、公平、かつ民主主義で文明的な社会づくりに向けた民族大団結の発揮」という決議案について集中的に討議するよう訴えました。

国の工業化近代化事業における知識人の育成に関する第11期党中央委員会第8回総会決議のこの10年間の実施状況について、チョン書記長は、どの時代、どの国においても、知識人は常に知識を創造し、幅広く広める中心的な勢力であり、特に社会の発展の促進と国の力の増進に重要な地位と役割を担っていると強調し、次のように語りました。

(テープ)

「今日の世界はこれからも、第 4 次産業革命の影響下で、迅速かつ持続可能な発展に向けて多くの機会と利点に恵まれると同時に、多くの困難、そして新たな課題に直面するでしょう。我々は、第 4 次産業革命と国の工業化現代化事業の要求に応えるために、知識人の役割、地位、貢献をより強力に推進しなければなりません」

新たな状況下での祖国保護戦略に関する第11期党中央委員会第8回総会決議のこの10年間の実施状況の総括について、チョン書記長は、あらゆる状況においても祖国の独立・主権・統一・領土保全の確保、社会主義の構築、政治的安定と平和環境の維持を目指すために、機会と利点、および困難とリスクを明確にしなければならないと求めました。

次期の党中央執行委員会委員の候補者推薦について、チョン書記長は、幹部は革命事業の成否を決定する要因であり、党、国家、政権の運命と密接に関係しているとし、党中央委員会に対し、責任感をもって次期の党中央執行委員会委員の候補者推薦について討議するよう訴えました。

8日まで開かれる今総会で出される決定はベトナムの今後の発展にとって重要な基盤となるでしょう。

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