(VOVWORLD) - 「春の友情の旅」は今後も継続して開催され、ベトナムの文化と魅力を世界に発信し続ける場となるでしょう。
先週末、ハノイ市メーリン県のハイバーチュン(チュン姉妹)神社国家特別遺跡地区で、「2025年春の友情の旅」というイベントが開催され、約400名が参加しました。参加者には、ベトナム駐在の各国大使とその配偶者、大使館の外交官、国際機関や非政府組織の代表者、省庁や関連機関の関係者などが含まれました。
このイベントは、ハノイ市観光局、ハノイ市友好諸組織連合会、および関連機関の連携により開催される文化交流プログラムであり、国際的な友好関係の促進と、ベトナム文化の魅力を発信することを目的としています。
プログラムで記念撮影を行う代表者たち(写真:VGP/Văn Hiền) |
イベントでは、焼香式への参加、遺跡の見学、記念植樹、ハス茶作りやドライフラワー作りなどの伝統文化体験が行われ、国際代表団とハノイ市代表団による友好交流会がイベントのハイライトとなりました。交流会では、ベトナムの伝統音楽や舞踊の披露、飲食文化の紹介が行われ、参加者同士の交流が深まりました。
ハノイ市観光局のチャン・チュン・ヒエウ副局長は、次のように語りました。
(テープ)
「このイベントでは、参加者が歴史・文化遺産を訪れ、地元の文化、特産品、料理などを体験する機会を提供します。このような活動を通じて、ハノイの魅力を海外のゲストに広く紹介していきます」
イベントで、ハノイ市友好諸組織連合会のグエン・ゴック・キ会長は、このプログラムがベトナム国民と国際社会との文化交流や相互理解を促進する場となり、草の根外交の推進や経済・社会発展の加速に貢献すると強調するとともに、「文化・文明・現代的な首都」、「英雄の首都」、「平和の都市」、「創造都市」としてのハノイのビジョンを実現することを目指すと述べました。
一方、このイベントに参加したベトナム駐在ラオスのカンパオ・エルンタヴァン大使は、ハイバーチュン神社を初めて訪れたことに触れ、ここがベトナム民族の英雄的な歴史を象徴する場所であると述べました。また、「チュン・チャックとチュン・ニのチュン姉妹の姿は、ベトナムの歴史において愛国心と女性の不屈の精神の象徴である」と語りました。
他方、ベトナム駐在モロッコのジャマール・チュアビ大使は、こうした友好活動が今後もベトナムの国際的地位の向上と、平和で持続可能な発展に貢献し続けるとの認識を示しました。
「春の友情の旅」は今後も継続して開催され、ベトナムの文化と魅力を世界に発信し続ける場となるでしょう。