おしゃべりタイム(5月14日)

(VOVWORLD) -リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ソン リスナーの皆さん、こんにちは、ソンです。

タオ こんにちは、タオです。皆さんはお元気でいらっしゃいますか?新型コロナウイルスの拡大を防ぐため、約3カ月間にわたって休校していたハノイ市内の幼稚園から小・中・高学校は、先週から再開しました。

ソン 子供たちは、長い間、家の中ばかり居て、オンラインで遠隔学習をしていたので、みな早く学校に行きたがっているでしょうね。

タオ そうですね。私の子どは、普段、「学校に行きたくない」とよく言っていましたが、今回の疫病で長い間家で過ごしてからは、「もう家に居たくない、早く学校に行きたい、友だちに会いたい」と何度も繰り返していましたよ。

ソン 本当に可愛いですね。外出もできず、成長ざかりの子が、家に居るばかりで、がっかりすることは当たり前のことですね。

タオ ではここでお便りの紹介を始めましょう。初めに、兵庫県いなみちょうの・ふるいえ・とおる・さんから3月13日消印のお便りをご紹介します。

「ベトナムの声放送、日本語課の皆さん、こんばんは。

随分とご無沙汰になります。最後にお便りや報告を出してから3年近くになります。仕事内容が変わったりしたことから、BCLからしばらく遠ざかっていました。久しぶりに『ベトナムの声』放送にラジオの周波数を合わせてみました。久しぶりに聴いた『ベトナムの声』はとても懐かしい雰囲気が伝わってきました。これを機にまた時間があれば放送を聴きたいと思いました。

最近、日本でも周辺の国々でもトップニュースは新型コロナウイルスですね。ベトナムも感染者が出ているようですが、今日のニュースの中で、ウイルスの検査キットの製造が始まったと報じていましたね。今回の新型肺炎はなかなか検査ができない、治療薬ができていないことが大きな不安材料になっていると思いますね。まず、簡易検査キットが普及することで一つ不安が軽減されるのではないでしょうか。次に、治療薬、治療方法が確立されると世界中も落ち着いてくることと思います。早くこの新型コロナ騒動が収束することを願っています。」

ソン ふるいえさん、お便りありがとうございます。お久しぶりに私たちの放送を再びお聴きくださり、そしてお便りをお寄せ下さり、とても嬉しく思いますよ。

タオ 今後もよろしくお願いします。ところで、ベトナムでも、日本でも新型コロナウイルス感染症が蔓延しており、人々の生活や、学習、往来などに様々な影響をもたらしていますので、ふるいえさんも、リスナーの皆さんも、いつものように気を付けて、ご活躍してくださいね。

ソン では次に、愛知県名古屋市の・はっとり・たつあき・さんから3月5日消印のお便りをご紹介します。「今年、2回目の受信報告書を送りいたします。今回のニュースでも取り上げられていた新型コロナウイルスは、世界中に蔓延しそうな勢いで、日本でも今、学校が休校になったり、会社が倒産したりと大変な騒ぎになっております。早く、収束してほしいですね。さて、今回は、コーヒーのお話も興味がありましたが、バクダン河遺産群についての番組は、何回も聴きなおしました。よく田畑から杭などが見つかりましたね。日本でも遺跡が見つかるときは、たまたま工事をしていたとか、畑を耕作していたところ、何かが出来たとか、偶然によるものが多いのですが、今回のバクダン河遺跡は、元との戦い以外にも、住居蹟とか、神殿跡とかが発見されたのでしょうか。

話が逸れてしまいましたが、日本でも元が攻めてきた時のことを元寇といい、学校の教科書でも習いました。当時の元は、1274年と1281年の二回にわたり、九州地方に船団を組んで攻めて来ています。日本と戦った後に、今度は、ベトナムへも攻めこんだとのことですね。日本の場合は、暴風雨の助けもあって、何とか勝利しますが、この戦いが原因で、政権が交代をすることになるほど大きな痛手を被ってしまいました。しかし、当時、元という国は、途方もなく大きくて強い国だったのだと思います。日本から敗退しても、すぐにベトナムと戦うだけの力を持っていたということからも分かります。私は歴史がとても好きなので、こういった番組を聴くのは、とても楽しみです。今回もインターネットでバクダン河遺跡のことを調べて見ました。調べれば調べるほど、この地を訪れてみたいと思いました。今回の番組も大変興味をそそる楽しい番組でした。ありがとうございました。」

タオ はっとりさん、お便りありがとうございます。はっとりさんは、2月26日放送のベトナムディスカバリーの「バクダン河遺跡群」をお聴きになりましたね。

ソン 1288年にベトナムで行われたベトナム軍と元軍とのこの戦いの勝利は、ベトナム民族の歴史の中で最大の海戦であると見なされています。

タオ 河の潮位の上下を日々調べさせ、川底に杭を打ち伏兵を配した戦術を活用していましたね。

ソン ええ。そして、この河で杭を発見したのも偶然によるものでしたよ。遺跡の周辺に住む農民が魚の養殖池にすることや、耕作をしようとして、土を掘っていたら、見つかったそうです。その様子の絵がハノイ市内の国立ベトナム歴史博物館の一階に展示されていますね。

タオ そうですね。これまでに、この戦いに関わる杭や小舟を発見されたようです。ベトナムの考古学者は、このバクダン河遺跡の周辺において考察を行うことになっていますよ。

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ソン では次に、埼玉県おがわ町の・まつもと・たくやさんからのEメールをご紹介します。

「ベトナムの声日本語課の皆様、こんにちは。4月30日は、南部完全解放・祖国統一45周年記念日とのこと、おめでとうございます。

偶然ではありますが私が、はじめてベトナムの声放送を聴いたのは、ちょうど45年前の1975年の暮れ、つまり終戦と同じ年ということもあり、私なりに戦争の痛手とその後のベトナムのめざましい発展を見てきたような気がしています。当時私は、まだ中学1年生ではありましたが、貴局との出会いを機にベトナムという国に興味をもったことも事実です。

それは45年前の冬の朝でした。早朝、枕元に置いてあったラジオのダイアルを回していましたら、10040kHzから、「こちらはハノイのベトナムの声放送局です。」という、長年日本語課に勤めていらしたロァンさんの声が聴こえてきたのでした。その時の感激は、今も確かに覚えています。そして、断続的ではありますが、その後もベトナムの声日本語放送を聴き続け、今年の暮れに45周年を迎えるというわけです。

ところで、さきほど「私なりに戦争の痛手とその後のベトナムのめざましい発展を見てきた」と言いましたが、それはほとんどが貴局を通じてであり、象徴的なのが1975年当時のベリレター(薄い紙でまだ「ベトナム民主共和国」と英語で印字されているところを、手書きやゴム印で「社会主義」と訂正されているもの)から、かなりの月日が経過してから薄いカード、そして通常のシンプルなカードと変化していき、更に今は他局にはないほどの実に豪華なカラー写真とスタッフの写真まで掲載された二つ折りのカードだったりします。これらを並べただけで、ベトナムの長い間の苦労と今のすばらしい発展が見て取れるのです。(十年ほど前でしたか、群馬県に住んでおられる鈴木義一さんのご協力を得て、「ベリカードに見るベトナムの発展」というカラーの特集を執筆したことがありますので、そのコピーを添付しますね。)

最近のベトナムの声からは、米国との良好な関係も感じられて何ともいえない気持ちになります。また、ベトナムで生産されたものが多々身近にあるようになった昨今ですが、45年前には思いもしなかったことでした。ベトナムと言えば、「戦争難民」というイメージでしたし、実際枯葉剤被害を筆頭に、実に様々なご苦労を聴いて参りましたから・・・・。

日本との友好・協力関係も順調に深まっていますよね。今年は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が起こり、世界経済はかつて体験したことのない苦境に立たされていますが、今後も日本とベトナムは協力し力を合わせて苦難を乗り越えるよう願ってやみません。 ありがとうございました。

タオ まつもとさん、Eメールありがとうございます。「ベリカードに見るベトナムの発展」というカラーの特集をご添付いただき、ありがとうございます。

ソン まつもとさんが工夫を凝らして作られたこのべリカードの特集のコピー写真を日本語のホームページのおしゃべりタイムの欄に掲載させていただきたいと思いがよろしいですね。今後もよろしくお願いします。

今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。

最後に、お名前だけでもご紹介いたします。

・     埼玉県あげお市の・まきの・しんさん

・     埼玉県おがわ町の・まつもと・たくやさん

・     千葉県かとり市の・ねもと・ひろゆきさん

・     東京都いたばし区の・たかぶち・よしひこさん

・     東京都としま区の・おがさわら・たかしさん

・     東京都たいとう区の・かとう・すぐるさん

・     愛知県名古屋市の・はっとり・たつあきさん

・     滋賀県もりやま市の・よねだ・てつお・さん

・     奈良県ごせ市の・たなか・よういちろうさん

・     広島県広島市の・みやけ・ひでみつさん

・     福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみとさん

・     福岡県うきは市の・わだ・よしあきさん

・     長崎県させぼ市の・うらかみ・ただしさん

・     長崎県長崎市の・ふるかわ・はやとさん

 それでは、来週またお楽しみに!

リスナーの皆さん、さようなら、CHAO CAC BAN

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